いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

蚊の声に親待つ子らと囲碁を打つ

午前勤務。午前勤務は弁当を作らなくてはいけない。自分で食う弁当だから適当でいいのだが、それでも、テーブルの子どもたちから弁当の中身を覗かれることを思えば、それなりに作るのに気を使ったりする。今日のおかずは、鮭、豆腐ハンバーグ、ひじき、京風伊達巻、梅干。何のことはない、鮭以外はすべて出来合いの惣菜で、パックから摘んで並べただけのお手軽弁当である。ご飯だって、サトウのごはんをチンするだけだから、弁当作りには5分もかからない。

4月当初は、よし、卵焼きを作るぞと意気込んでいたものだが、今ではすっかりその気も萎えて京風伊達巻なんかでごまかしている。卵はね、買ってあるんですよ。でもそれは結局全部ゆで卵にしてしまう。殻をむいたゆで卵を冷蔵庫に仕舞っておいて、朝食にトーストと一緒に食べたり晩酌のつまみにしたりするていたらくである。

4年のやんちゃ君たちに囲碁を教えるつもりで、ヤフオクで落札した(500円)碁石を夏休み初日に児童教室に持っていった。食いついたのは4年ではなく3年の仲良し女子3人だった。一昨日は将棋盤を代用し、昨日はスタッフルームで見つけた厚紙に九路盤の線を引いてやった。今日はその3人に1年の女子が加わり、全部で4人の「弟子」ができた。

放課後児童教室の夏休みは、子どもにとってはとてつもなく退屈な一日の連続だろうと思う。朝8時に登所して、夕方の親御さんの迎えを待つまで、延々8時間そこらずっと教室の中にいるのである。グランドで遊ばせるにも気温が30℃近くまで上がれば熱中症が心配だし、プールが始まれば多少気も紛れるのだろうけれど、そうでもなけりゃ、読み終わった本を読み返すか、何度も見たDVDを見るか、ブロックで遊ぶか、トランプをするかくらいしかないのである。

何かしたいけれどすることがなくて退屈な時間を過ごすのは辛い。夢中になって取り組むものがあればいいのだが、児童教室は、ここに来るすべての子たちを満足させるだけの環境が整っているわけではない。すべての子とは言わないまでも、退屈を辛いと思っている子たちに何かをしてやりたいという気持ちはずっとあった。それで「しりとりかるた」を取り入れたりしたが、やり始めた頃は新鮮味があった「しりとりかるた」も最近はやっている姿をあまり見かけなくなった。

そうこうするうちに、4年のやんちゃもだんだんエスカレートしてきて、このままではいかん、何とかせねばと思っているところで囲碁を思いついた。そうだ、夏休みにやんちゃ君をとっ捕まえて囲碁を教えよう。そうしたら、教室を走り回ったりしなくなるかもしれない。

それで、碁石を教室に持ち込んだが、4年を誘う前に3年女子が「囲碁ってなに?」と乗ってきた。「しりとりかるた」に最初に乗ってきたのも彼女たちだった。順序は違ったけど、彼女たちが楽しそうに囲碁を打っている姿を目にすれば、やんちゃ君たちもその気になるんじゃないだろうか。そんな淡い期待を抱きながら、今しばらくは3年の子たちに囲碁の楽しみを教えていこうと思っています。(あ)

絵は、城山と葛城山

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富士山に向かって狩野川の土手を歩いて行き、ふと後ろを振り返るとこの図になる。左が城山で右が葛城山。今日は100円ショップで買った固形絵の具を使って彩色してみた。16色あり、色をつけるだけなら別に100円ショップのでもいいような気がする。拘る人は、そんなのは絵の具ではないと言うかもしれないが、私は拘らない人なので言わない。

タイムラプスは、7月27日(水)5:17〜7:07の伊豆長岡の空。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/1144827998908409/

あやめ湯(17:58〜18:40)3→7人。

2,411歩。