いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

水打つ子寿司屋の灯をも濡らしけり

夏休みの2日目は午後出勤。出勤すると、ちょうど7月のお誕生日会の準備をしているところだった。

テーブルを全てたたんで隅に重ね、フロアの真ん中にビニールテープで仕切り線を貼っていく。お誕生日会の後で○✕クイズをするというのである。

お誕生日会の司会を4年男子のやんちゃ君二人がやると聞いて、大丈夫かなと心配していたら、やはり大丈夫じゃなかった。今月のお誕生日会の担当者は、あえてあの子たちにやらせてみようと司会に抜擢したのだったが、それが裏目に出た格好になった。手に持ったマイク(実は、おもちゃ)を振り回し、挙句、互いの頭を叩き始めたのだ。「ちゃんとやって」という担当者の叱咤に一度はしゃきっとしたものの、その後もおちゃらけて「もういい、あなたたち、(司会を)やらなくていいから席へ戻りなさい」と言われる始末。二人は席へ戻らず、そのまま司会を続行したが、会は最後までしまらないままだった。

お誕生日会が一応終わり、次は○✕クイズ。クイズ問題は事前に4年生が考えた。中に歴史の好きな子がいて、その子が考えたのは、豊臣秀頼の身長は196cmあった、○か✕か、というのもの。答えは○で、これには私もびっくり。

○✕クイズの司会はお誕生日会とは別の、これまたやんちゃ君の一人が務めたのだが、日頃は大声を張り上げて大暴れするのに、皆の前に出ると声が小さくなってしまって聞き取れない。せっかくいい問題を考えてもらったのに、残念なことだった。

あの子たちにいろんな経験を積ませてやりたいという思いはスタッフの誰もが持っているのだが、今日ばかりは、そうは言ってもやはり人には得手不得手ってあるよなあと思った次第。やりたくない子にむりやりやらせるのも考えものですね。

絵は、あやめ湯の裏路地にある「あやめ寿司」。

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あやめ湯の洗い場の窓を開けると正面にあやめ寿司の暖簾が見える。この前、あやめ湯を出たら児童教室に来ている子とばったり出会った。「家、近くなの?」と訊いたら、「そこ」と言ってこの寿司屋を指した。

この石畳の路地を「あやめ小路」という。風情があって絵心をそそる。石畳はこの反対側の後ろにも続いていて、突き当たった右の奥にマイ桶氏の家がある(とご本人は言うが、確かめたことはない)。マイ桶氏があやめ湯に来るときには、からんころんと下駄を鳴らして石畳の道を歩いて来る。そして、帰りにはパジャマ姿になり、頭にバンダナをきりりと巻いて、駐車場係のホテルの女性従業員をひやかすのである。

タイムラプスは、7月26日(火)5:25〜8:00の伊豆長岡韮山方面)の空。

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東の空を見たらちょうど日が昇るところだった。どうせ見えない富士山よりもこっちのほうが面白いと思って、カメラを真東に向けた。(あ)

あやめ湯(18:33〜19:10)2→4人。

2,398歩。