いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

青臭き斧振り翳し子蟷螂

4年の男子が言うことを聞かなくて困ると、4年の部屋当番に当たったスタッフは異口同音に嘆く。やんちゃぶりもパワーアップしているようだ。

ようだ、と言うのは、私がここしばらく4年の部屋当番から外れ、校舎2階の3年の部屋当番になっていて、4年の様子を直に見ていないから。

又聞きの限りでは、手を焼く段階から手に負えない段階になりつつある気配。まずいぞ、まずいぞ。

その、やんちゃを働く子たちは、学校でもそうなんだろうかと見ると、やはりタッグを組んで担任を困らせているらしい。5人いるやんちゃ君のうち、学校では4人が同じクラスで、担任は今年転勤してきたばかりの若い女の先生という。なぜ一クラスにそれだけの子を集めたのか。しかも、なぜ担任が転勤一年目の先生なのか。スタッフが4年のクラス編成に疑義を抱くこと、これまた異口同音である。

担任の先生はよく頑張っているのだと思う。今日も校舎2階にある3年の部屋を掃除しているとき、担任の先生がグランドの隅でたむろしている4人グループに駆け寄り「あなたたち、こんなところで何をしているの!」と注意しているのを見かけた。そして、後で聞いた話だが、そのまま放課後児童教室まで送り届けてくれたという。

校舎を出たあとぐずぐずしているのは、放課後教室に行けばグループを割かれて(4年は増設の第二教室に入りきらないために一部本館も利用する)口やかましい注意を聞かなければいけないから、とは彼らの弁。スタッフ側からすれば、注意をしなければいけないことをするから注意をするわけなのだが、彼らとしては、そんな細かいことにいちいち大声を立てるな、もっと自由にさせろ、なのである。

学校でがみがみ言われ、放課後児童教室でぎゃあぎゃあ言われ、家へ帰れば親に怒鳴られる。彼らとしてはまるで逃げ場のない檻の中に入れられたも同然の感じなのだろう。もう少し自由に遊ばせてもいいような気もするが、子どもたちの安全第一をモットーとする放課後児童教室では、その自由度にも自ずと限界が生じるのは致し方のないところではある。

写真は、玄関横の千成瓢箪の陰から姿を現したカマキリの子。

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体長1cmとまだ小さいが、一丁前に斧を振りかざしながらのっそり動くさまは、まったく親譲りそのもの。iPhoneのカメラをぐっと近づけてもまるで動じない。カマキリは生きた虫しか食べないというが、こんなに幼いカマキリでも、捕まえる餌は親と同じ生きた虫なんだろうか。

タイムラプスは、7月8日(金)5:17〜8:06の伊豆長岡の空。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/1130485773675965/

今日はあやめ湯へ寄らず。職場を出たら雨がぱらぱら落ちてきた。湯から上がったときに本降りになっていたら嫌だなあと思ってあやめ湯に寄るのを止めて帰りを急ぐ。が、なかなか本降りになる気配がない。なんだ、これだったらあやめ湯に寄れたなあ。(あ)

2,319歩。