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いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

紫蘇の葉の裏吹く風の匂ひ立つ

午前中、庭の二箇所に植えてある紫陽花を剪定した。

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先達のアドバイスによれば、花が咲き終わった後、花から2〜4枚の葉の位置で枝を切り詰めよ、とのことだが、去年、剪定を間違えたせいで今年は花をつけなかった。花をつけなかった場合のアドバイスはなかったが、花の咲いた枝と同じように切っておけばよかろうと思って、ばっさばっさ切った。切らないでおいても来年は花を咲かせそうな気がするが、放っておけばどんどん大きくなってくるので、今後は毎年、剪定することにした。なに、草取りに比べたら紫陽花の剪定なんて大した手間ではない。
草取りといえば、梅雨の水分を含んだ雑草が庭一面に伸びている。何とかせねばと思うが、まとまった時間が取れない。デッキから見下ろす家の裏なんてひどいものだ。きれい好きの隣家の奥さんの困った顔が目に浮かぶ。もう少し待ってくださいね。梅雨が明けたら一気に片付けますから。
紫陽花の剪定を終え、裏庭に回って篠竹のような丈の高い目立つやつを刈り込み鋏でちょん切っていく。その先へ進めばきれい好きな隣家との境になるのだが、今日のところは仕事があるのでコンポストの手前までで勘弁。
中腰になってちょきんちょきんとやっつけていたら、物干し竿の下に紫蘇の葉が生えているのを見つけた。
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青紫蘇は2年前に藤沢のベランダから数本引っこ抜いて伊豆へ運んだ。ミニ菜園の隣にオマケみたいに植えたがうまく育たず、そのうち枯れてしまった。枯れたやつを洗面所の窓の下に移したが、ここでもうまく育たなかった。紫蘇は丈夫でどこでも育つと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。紫蘇を諦めて、そこに通草(あけび)を植えたら、これがにょきにょき蔓を伸ばし、今や裏庭の主である。通草の育ち具合に気を取られて紫蘇のことなどすっかり忘れていた。
植えた場所から種が飛んできたのだろうか。思わぬところに生えたものだ。ところがですよ、植えたのは青紫蘇で、赤紫蘇は植えた覚えがない。なぜここに一本だけ赤紫蘇が混じったんだろう。不思議に思ってネットに当たったら(こういうちょっとした疑問は、すぐネットで調べる癖ができてしまった。それにしても、素人の素朴な質問にも真摯に答えてくれる奇特な人が世の中にはたくさんいるんだなあと改めて思う。こんなことも知らないの? という態度は決して見せない。手取り足取り、とても親切に教えてくれる。外国の事情はどうだか知らないが、これはひょっとしたら、日本固有の「おもてなし」精神に繋がる文化なのではないかと思ったりする)、青紫蘇が赤紫蘇に化けることはよくあるらしい。そのような事例が複数挙げられれば、突然変異という説明がなくても、なるほどそういうことってままあるんだねと得心する。
伊豆にいると、自然の移ろいをとても身近に感じる。人間もその移ろいの中で自然の一部として生きているんだと感じたりもする。自然には私の知らないことがまだまだたくさんあって、それを知り、それに触れられる環境にいることをありがたく思う。(あ)
タイムラプスは、7月5日(火)5:05〜7:32の伊豆長岡の空。

2,232歩。