いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

新装の店に木の香や山開

今日は仕事が休み。昨日の日曜に続けて今日も藤沢で過ごしてもよかったが、藤沢のマンションは明日から3日間、防音の室内工事が入る。室内工事ではキッチンとリビングの壁紙を張り替えるというので、昨日は、食器棚を移動し、パソコン机を移動し、テレビを移動し、壁紙を全て露わにした。ただし冷蔵庫だけは、当日に工事の人が移動してくれるという話なのでそのままにしておいた。

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移動した家具類は全てリビングの中央にまとめた。ために私の居場所がなくなった。カミさんは別の部屋にしっかり自分の居場所を確保して、クロスワードを解いたりしているからいいが、パソコンに向かう場所を失くした私は何もできない。それでカミさんには仕事があるふりをして、今朝辻堂駅まで送ってもらった。
昼は久々に中華料理「大連」へ行った。月曜はランチメニューが20%引きの520円になる。それは変わらないが、今日行ったらAランチとBランチがそれぞれ2種類に増えていた。少し悩んで「Bの2番マーボーナス丼」を注文。

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会計のときにポイントカードにスタンプを押してもらって、前回来たのが5月2日だと知った。そうか2ヶ月も来てなかったかとつぶやくと、お店の人が「そうですね、お久しぶりです。今日も歩き、ですか?」と言う。去年、私が修善寺から歩いて来ていたことをちゃんと知ってくれていたんだ。嬉しいねえ。こういうほんわかした人情は田舎ならではのもので、ほんと、伊豆っていいなあと改めて思います。
昼食を終えて、そうだな、そろそろ「伊豆のへそ」も新装オープンになっている頃だろう、どれ行ってみるかとバイクを走らせたら、しっかりオープンしていた。大型観光バスが3台駐車し、バスから降りた観光客が店の中にどんどん入っていくところだった。

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中に入ると、木の匂いがぷ〜んと香り、いかにもできたばかりといったふうである。土産物も小ぎれいに並べられ、奥にはバームクーヘンの工房がはめ殺しのガラス窓から見える。その手前で出来立てのバームクーヘンの試食用を振る舞っていたので、私も手を伸ばした。3種類のバームクーヘンの味の違いを説明していたが、食べ比べてみても、私には味の違いがよく分からなかった。胃の中のマーボーナスが強すぎたかもしれない。

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この道の駅「伊豆のへそ」には、地元の農家が育てた野菜を買えるコーナーが設けられると期待していたのだったが、その期待は裏切られた。バームクーヘンの作っている様子を見せなくてもいいから、そのスペースに野菜直売所を設けて欲しかった。そうしたら観光客以外に、地元の買い物客も呼び寄せられたかもしれない。少なくとも私だったら寄りますね。

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店内は、観光バスの一団が去った後は閑散としていた。一画に観光案内所があったが、カウンターの中の女性は手持ち無沙汰な様子で、見ようと思って見たわけではないが、その女性が辺りを憚らず大あくびをしているのを見てしまった。あらら、仕事中にあくびなんかしちゃだめだわ。
新装オープンしたのは6月1日だと、バームクーヘンの試食を勧めた人が言っていたが、オープン1ヶ月にして大あくびを催すほどの閑古鳥では先が思いやられます。店内を見渡して、どうも「時之栖」という企業の色が濃すぎるような気がした。ああ、地元田中山の野菜がないのがかえすがえすも残念。(あ)
あやめ湯(17:31〜18:04)2→3人。

3,756歩。