いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

自販機の怪し薄暮の半夏雨

ATMでキャッシュカードを使おうとしたらエラーが出たとカミさんに言われた。先週のことである。それで、銀行窓口へ行って問い合わせたら、暗証番号を変更してくださいと言われたとのこと。名義人は私になっているから、私に、銀行へ行って変更してきてくれと言う。金曜日まで待ってくれ、金曜は仕事が休みだから、伊豆から戻ってきたら銀行に行くよ、というわけで今日、辻堂駅前の銀行に行ってきた。
暗証番号の変更を窓口に申し出たら、女性行員が私からカードを受け取り「少々お待ちください」と言って一旦奥へ消えた。すぐに戻ってきて「お客様のカードはICチップの読み取りができなくなっております。新しいカードを作り直す必要がございます」と言う。なぜ読み取れなくなったのか、その原因が気になったが、訊いても明確な答えは返ってこないだろうと思って訊かなかった。
新しいカードの手続きをしてもらっている間、カウンターの上にあったカードローンのパンフレットを手にとって見ていると、「もし興味がおありでしたら」と行員が別のパンフレットを示し、カードローンの説明を始めた。例えば以前に車を(現金で)購入した場合、過去に遡ってローンを組むことができるようになったと言う。だいたい現金で購入するだけの財力がある人なら、わざわざローンを組まないだろう。そのローンのメリットを飲み込めないでいると、他に今後ローンのご予定はございますか? と訊いてきた。それで、そんな余裕などあるはずもないのに、つい、マンションのリフォームを考えていると口にしてしまった。
そうしたら、年収はいくらか、現在ローンはいくら残っているかなどなど、私から聞いてメモを取り出す。そのうち(ローンに)詳しい者に代わりますと言って、奥から詳しい者を連れてきた。連れてきて「お時間は大丈夫ですか?」と言う。「大丈夫じゃない、これから平塚へ呑みに行く」と伝えると、「では手短に」と詳しい者が説明を始めたが、これがちっとも手短じゃない。30分以上も話しやがった。時間なので、と話の途中で銀行を出て、一旦家に戻ってから平塚へ急ぐ。平塚の呑み会にはぎりぎり間に合った。
写真は、平塚の月例呑み会に行く途中で見つけた自動販売機。

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とうとうこんなのまで出現しましたか。がらくたの入った千円の福袋を自動販売機で売る、といった感じでしょうか。
どんな年齢層をターゲットにしているのだろう。マーケティングはしたのだろうか。中の商品は新品だろうか中古品だろうか。なぜ駅ナカとかでなく路上なのか。「荒らし」に対する防備はどうなっているのだろう。
一度は素通りしたけれど、ん? と思って引き返して撮った。こんなのに千円を突っ込む人がいるのかなあ。(あ)

20,993歩。(月間記録)