いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

そんなにも身を焦がす恋夏の虫

写真は、庭のツワブキの葉にじっと止まっていた虫。

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体長3センチくらい。今日は仕事が休みで、放ったらかしの庭の草刈でもしようかと殊勝なことを思ったが、この虫を見てやめた。お隣さんのような、雑草一つ生えない庭もいいけれど、こういう虫が憩う庭もいいなあと思う。なんかその方がこのぼろ家にふさわしいような気もする。密林のジャングルのように草茫々でも困るけれど、ほどよく雑草が生えているくらいがちょうどいいんじゃないかな。
この虫、なんという名前だろう。iPhoneアプリに「花しらべ」があるように、「虫しらべ」みたいなアプリがあるといいのにな。そう思って検索したら、あった。「虫判定器」という。無料というので早速ダウンロードしようとしたら去年の3月にサービスが終了になっていた。ガチョ〜ン。アプリが見つかったときは一瞬、有料でも欲しいと思っただけにサービス終了と知ってがっくり。どなたか開発してくれませんかね。そうしたら有料でも買いますよ。
虫の他に、野鳥とか魚とかの名前を調べられるアプリがないかと物はついでに検索したら、あるんですね。鳥の鳴き声から名前を検索してくれる「さえずりナビ」とか、魚の写真をアップするとデータベースの中から似ている魚画像の候補を出してくれる「魚みっけ」とか。両方ともあると便利だと思われるアプリだが、「魚みっけ」は3回までは無料だけどそれ以降は1回につき300円かかるとあってインストールするのをやめた。1回300円は高いでしょ。それに口コミの評判もあまりよくないようだし…。
ということで、「さえずりナビ」だけインストールした。鳴き声から鳥の名前を言い当てることができたらいいなとずっと思っていて、以前、大江光さんが軽井沢の雑木林を父の大江健三郎さんと歩いているときに「(今鳴いたのは)クイナです」と答えたというエッセーを読んで、光さんってかっこいいなと思ったものだ。
伊豆の家もいろんな鳥の鳴き声が聞こえてくるが、ウグイスとカラスの鳴き声しか知らないんじゃどうしようもない。あっ、キビタキが鳴いてる、くらい言ってみたいよね。
さて、件(くだん)の昆虫の名前だが、これは児童教室の書棚にある昆虫図鑑で調べることにする。書棚には昆虫図鑑の他に動物、植物、魚、恐竜図鑑があり、子どもたちの本読みの傾向を見ていると、恐竜図鑑には割と手を伸ばすが、他の図鑑にはあまり手を付けないようだ。それってちょっともったいない気がしないでもない。そして、できれば野山へ連れて行って、鳥の鳴き声を聞かせて、あれはね◯◯だよと教えてやれたらいいな。(あ)
あやめ湯(17:11〜18:00)4→1人。
タイムラプスは、5月24日(火)5:42〜8:12の伊豆長岡の空。

901歩。