いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

花咲かぬ紫陽花と知る給料日

長岡南浴場(18:33〜19:13)4→4人。
今日20日はあやめ湯定休日のため、こちらへ回る。行ったら、以前に風呂場で何回か話を交わしたことのある人が来ていた。入れ違いでその人は湯から上がったので、こんばんはと挨拶しただけで特に話しかけることもしなかった。
洗い場には3人いて、それぞれ黙々と体を洗っている。左から2番目が空いていたのでそこへ座る。座るときに右の人の背中に文身を見た。膝がぶつかり合いそうに窮屈な洗い場が益ます狭苦しく感じる。あやめ湯にもこういう背中の人が来ないこともないけれど、ここほど窮屈な感じはしない。ここはどことなく空気が硬い。
私より先に入っていた3人が上がり、風呂場は私一人だけになった。一人熱めの湯(ここは熱めのと温めのと浴槽が2槽ある)に浸かって貸切気分を味わう。と、そこへ、なんと、あのあやめ湯のスキンヘッド氏が入ってきた。あやめ湯へ行ったら休みだった、そうか今日は定休日だったと気づいてこちらへ来た、とのこと。
私「車はどこに駐めたんですか?」
スキン氏「(向かいの)セブン-イレブンに置かせてもらったよ」
私「ここは駐車場がないから不便ですよね」
スキン氏「そうだね。こちらはよく来るの?」
私「あやめ湯の前はよく来ていました。でも、あやめ湯を知ってから全然来なくなりました。今日はあやめ湯が休みなのでこっちへ来ました。たまに大仁の一二三荘へ行ったりもしますけど」
スキン氏「一二三か、あそこもいいね。私はここが新しく建て替えられる前によく来ていた。昔のあやめ湯は汚なくてね。今の番台さんになってからきれいになって、それからあやめ湯に行くようになった。ここは市営だからお役所仕事的なところがあってあんまり好きじゃない」
へええ、そうだったんだ。あやめ湯が昔は汚かったとはなあ。どれほど汚かったんだろう。今のあやめ湯からは想像もつきません。想像もしたくありません。今の番台さんはとてもきれい好きで、客がいない隙を見計らって風呂場をブラシで擦ったり脱衣場に掃除機をかけたりして、それで私のような者にも気さくに声をかけてくれて専用バイク置き場を提供してくれる。本当にありがたく思っています。こんなに心やすまる場所はありません。これからもどうぞよろしくお願いします。
写真は、葉だけが元気な紫陽花。

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これまで一度も剪定したことのない紫陽花が、去年、長く伸びきった茎をしならせて地べたにくっつくように咲いていたので、麻紐で束ねて巨大な花束のようにしていた。で、秋もだいぶ経ってから茎を短く切った。どうも切ったその時期がいけなかったらしい。夏を越した紫陽花は花芽ができているので切ってはいけないことを今になって知った。その花芽の茎を片っ端から切りまくったがために今年は花が咲かなくなってしまったのでした。というわけで、今年は花のない梅雨を過ごします。(あ)
タイムラプスは、5月20日(金)5:20〜7:38の伊豆長岡の空。

2,268歩。