いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

薫風を背負い自転車専用路

今日は仕事が休みで、歯医者の予約を取ってあった。いや、順序が逆だ。今日の歯医者の予約は2ヶ月前に入れてあるから、その時点で今日が休みだとはまだ分からなかった。仕事は4月から始まったのだから3月に分かろうはずがない。5月のシフトは4月中旬に組まれたが、そのとき、今日を空けてくれと頼んだ覚えもない。要するに、予約を入れた日にたまたまシフトが入らなかったというだけの話。

と、またしても、どうでもいいようなことをだらだら書いている。こういうのを悪文という。一言、今日は仕事が休み、それで歯医者に出かけた、と書けば済むのにそうしない。読んでくれる人からすれば、だから何、の世界なのである。だけど、私の頭の中には、まず歯医者に予約したのが先だよな、シフトを組むときたまたま予約の日が休みになっただけだよな、そのことを正確に書くにはどのような字句を連ねればいいだろうという思考があったのも確かで、いわば文章修業のつもりでこのブログを書いてもいるのです。

毎日ブログを書きながら、もっと気の利いた上手い表現がないものかといつも思う。名文とは言わないまでも、いつかそういうものを書いてみたいという思いはある。しかし、結果はいつだってだらだらと締まりのない文章になってしまう。これはセンスの問題だろうか。

センスの問題だとすれば、それはどうやって身につけるのだろう。絵は描けば描くほど上手くなる。ピアノは弾けば弾くほど上手くなる。では文章は、書けば書くほど上手くなるか、というと、どうもそうでもないような気がする。早い話が、私を見なさい。私はこれまで千を超えるブログを書いてきたけれど、センスのいい文章を書けたためしがない。

センスとは、自ずと心の内から滲み出てくるものらしい。だとすれば、センスを磨くとは、自分の心を磨くことに他ならない。そうだ、心を磨け。心を磨こう。…どうやって? う〜ん、それが問題だ。

写真は、歯医者の前に駐めたママチャリ。

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次男が今年の2月に東京のアパートに引っ越したときに置いていった。歯医者には歩いて行くつもりでいたが、カミさんが「自転車に乗っていけば?」と言うので、そうした。「自転車、(マンション駐輪場の)どこに置いてあんの?」と訊くと、どこかで聞いたことのある番号を言う。なんと、これが伊豆の住所の番地と同じ数字。へええ、そういうことってあるんだね、と思っているのは私だけで、カミさんはたぶん気づいていない。もしかしたら伊豆の住所を知らないかもしれない。そんな馬鹿な。いえいえ、うちのカミさんはそんなことにとんと無頓着な人なのです。(あ)

1,128歩。自転車88分。