伊豆から孫を迎えに小田原へ向かう。カミさんは藤沢から車で向かう。
この4月でお兄ちゃんが小学4年に、下が小学2年になった。学年がそれぞれ一つずつ上がって、さて、どれくらい成長しただろうか。
久々の孫の世話で、伊豆長岡駅へ急ぐ足取りも自ずと軽やかになる。やんちゃでわがままで、だんだん言うことを聞かなくなってきた孫ではあるが、しばらく会わないでいるとやはり寂しいのである。
坂を下りながら、この前会ったのはいつだっけと考えて、まだひと月ちょっとしか経っていないことに気づいた。もっと長い間会っていないように錯覚していた。前回は4月2日に藤沢で世話している。桜の花を拾い集めて桜風呂にした日だ。これはブログの過去の記事を遡って知った。
小田原の孫を伊豆から迎えに行くときは、これまでは小田急線栢山駅で下車していた。それをここ数回は一駅手前の富水駅で下車することにしている。こちらの方が、かつての灌漑用水が今なお残る田園風景の中を歩くことができるのだ。
♪めだかの学校は川の中〜♪の童謡のモデルになったのは小田原の荻窪用水。荻窪は小田原駅の近くで富水とは別の場所だが、富水、栢山を流れる用水は、いかにもめだかがお遊戯していそうな雰囲気があり、用水路の脇をただ歩くだけでも十分楽しい。そんな里の自然に触れながら暮らす孫たちは幸せだと思う。
孫の家に着いたらパパがいた。今日は友達の結婚式があり、受付を任されたので早めに出なければいけないと言いながら支度をし、午前11時前に出かけて行った。それと前後してカミさんが到着。
カミさんは午後に仕事が入っていた。ために藤沢までの道を、一般道ではなく有料の西湘バイパスを選択した。ケチケチのカミさんも背に腹はかえられぬといったところか。
藤沢に着いて、カミさんは孫に昼を食べさせ、後はよろしくと仕事に出かける。そこからカミさんが帰ってくる夜7時半までは私一人で孫二人の面倒を見ることになる。子どもの扱いは仕事で慣れているでしょと言う勿れ。親の厳しい目から解放された孫たちは、水を得た魚のごとくわがままし放題の利かん坊と化すのである。へとへとに疲れるのである。
写真は、小田急線富水駅から孫の家に向かう途中の田圃。ちょうど代掻きをしていた。近所には二宮尊徳の生家があり、地元の小学校は尊徳の偉業を讃え、報徳の名をいただいている。写真の右手奥に見えるコンクリートの建物がその小学校。(あ)
タイムラプスは、5月14日(土)4:54〜6:35の伊豆長岡の空。
◆https://www.facebook.com/100001436582002/videos/1097112607013282/
5,987歩。