いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

若竹の撓り億年活断層

今日は仕事が休み。天気予報では午後から雨になっていたので、雨になる前に市役所へ行って健康保険証の件について訊いてみようと思った。
先月下旬、「協会けんぽ」が新しくできたからと、教育委員会の課長がわざわざ職場まで来て私に手渡してくれたのだが(職場まで歩いて10分)、こちらは国民健康保険に加入したままだと思っていて、実際5月2日に大場の病院に行ったときも従来の保険証を提出して別に問題がなかったので、はて、保険証を2枚持つってどういうことだろう、二重に加入するって変でしょうと疑問に思っていたのである。
健康保険証が4月から「協会けんぽ」になったことに伴って、これまで加入していた国民健康保険のほうはどうなるのか。自動的に協会けんぽに切り替わるのか、あるいは何らかの手続きをしなければいけないのか訊いてみた。
そうしたら市役所の人は、「変更届」を出していただくことになっていて、その用紙が同封されていたはずですが、と言う。そんなもの見た記憶がない初めて聞いたと言うと、ではこちらへおいでくださいと総務課から年金課の窓口に連れて行かれた。必要事項を書いてくれと年金課の人から「変更届」用紙を渡され書いていると、住所の欄でペンが止まった。住所はどっちを書けばいいですか? 伊豆ですか、藤沢ですか? と訊くと、ちょっと待ってください確認してきます、書けるところだけ書いていてくださいと言い残してその人は奥へ姿を消した。
ややあって戻ってくると、私の住所登録藤沢市になっているので、変更届の手続きは藤沢市役所でやってもらう必要がある、こちらでは扱えないと言う。
というわけで、健康保険証の件は出直し。改めて藤沢に戻ったときに手続きをすることになった。住む場所が2箇所だとこういうところが七面倒臭い。
正午前に市役所を出る。出たら青空が見えた。よし、一か八か雨が来る前に丹那断層を見に行ってみるか。
そう思ったのは一昨日、あやめ湯で米朝氏と一緒になったとき、熊本の余震はなかなか収まらないね、伊豆半島活断層が走っているから他人事じゃないよ、いつ熊本のようになってもおかしくないという話をしていたから。伊豆の活断層と言えば丹那断層、ということで丹那断層の話をしたら、米朝氏が、丹那の田代ってとこだよ、田圃の脇にあるだよ、神社の鳥居がこんなふうに(と手で左右をずらす仕草をして)ずれて上がねえだよ柱だけだよと教えてくれた。細かい行き方も教えてくれたが地名がさっぱり分からず頭に地図を描けない。百聞は一見に如かず、ここは行ってみるしかないと今日行ってみたのです。
こういう行動力はブログを書くようになってから顕著に身についた。ブログを書いていなければ、たぶん今日あたりは家でのんびり読書でもしていたことだろう。
伊豆の国市役所からバイクで約50分。現地はちょっとした公園になっている。駐車場の隅に案内板があったが、その下で作業服を着た人が午睡していたために案内板に近づけなかった。そんなとこで寝るなよ。
公園内には石組みの円形の塵捨場と水路・石垣があって、そのほぼ真ん中を断層が走っているのがよく分かる。いくら耐震ばっちりの頑丈な建物だって、これだけ地面がずれりゃひとたまりもないなと現場を見て実感したことだった。活断層が横ズレしたら、皆さん、潔く諦めましょう。

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あやめ湯(17:24〜18:19)2→2人。雨が降ってくる前にあやめ湯へ行こうと家を出たら雨が落ちてきた。湯から出るときはきっと雨だろうからとポンチョは着ていたので、そのままバイクを走らせる。あやめ湯の駐車場脇にバイクを止めようとしたら、中からちょうど番台のおじさんが出てきて、こっちへ駐めなさいと軒下に案内してくれた。こういう気配りが嬉しいですね。たぶんこれからは雨でなくてもここが公認の私用バイク置き場になる。(あ)

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タイムラプスは、5月10日(火)5:45〜8:33の伊豆長岡の空。

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