いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

足開ききってイエグモシンメトリー

スタッフルームで夏休みの勤務が話題になった。
夏休みの勤務は割と融通がきくかと思っていたら、実際には全くその逆で、ほとんどまとめて休みが取れないことが分かった。平日ならば学校があるので午後12時半からの平常勤務で人手は足りるのだが、夏休みのような長期休業になると、休業中ずっと午前7時45分出勤になるために人手が足りなくなる。基本的に我々は一日6時間勤務なのである。
で、足りない人手をどこで補充するかというと、それは、学校に支援員として現在2名勤務しているその人たちがそのまま放課後児童教室の支援に回るということになるのらしい。学校の支援員は、学校が夏休みに入ると仕事がなくなるから毎年そうしているのだという。それでも人手が足りない、もう一人欲しいよねとスタッフは話している。支援する人が一人でも増えればこちらも休みを取りやすくなるけれど、実際問題として夏休み期間中だけ働いてもいいと言う人が果たしているだろうか。
そんな状況だから、私の8月の予定は相当制約されることになる。恒例の呑兵衛五人衆の夏旅行は今年は会津磐梯を予定しているが、まずこれを最優先に組み入れるとすると他にまとまった休みが事実上取れなくなる。全く不自由なことこの上ない。こんな展開になるとは思いもよらなかった。
加えてプール監視も話題に上がっている。夏休み期間中に開放される学校プールの監視である。プール監視はPTAが持ち回りで当たるようなのだが、これに我々放課後児童教室のスタッフが加わるべきかどうかという問題。学校から頼まれれば仕方なくやることになるかもしれないが、本来それは私たちの仕事ではないよね、というのが経験を積んだスタッフの本音だが、私は、放課後児童教室の子でプールに入りたいという子がいるのだったらプール監視はやってもいいような気もする。でも、そうすると本来の教室指導ができなくなって他のスタッフの負担が増える。後日、リーダーが学校側とプール監視のことで話をするそうだが、はてさてどうなることやら、こちらとしてはその話し合いの結果に従うしかない。
写真は、六畳間の明かり障子にへばりついたイエグモ。別名アシダカグモ。撮影するのにiPhoneをぐっと近づけたが全く動く気配を見せない。置物のようにじっとしている。夜の徘徊に備えて眠っているのだろうか。ガラス越しでこちらの手の動きを感知できないのだろうか。
それにしても見れば見るほどグロテスクな姿である。ゴキブリを捕食してくれる益虫であり、実際にゴキブリを捕まえた瞬間を以前見たこともあるのだが、どうも未だに好きになれない。基本的に私は小さいときからクモは苦手なのです。
いよいよ今年もイエグモが徘徊する時期になって、食器棚裏の暗がりにビールの空き缶を捨てるときも、足でとんと床を大きく踏んでイエグモに合図する、なんてことをする。今からそっちへ行くからね、いたら姿を隠してねというわけだ。日中潜んでいるとしたら食器棚の裏なんて格好の居場所ですからね。熊よけの鈴よろしく、こちらの気配をイエグモに察知してもらうためのクモよけとん、なのです。(あ)

f:id:jijiro:20160503143653j:plain

タイムラプスは、5月6日(金)9:08〜10:42の伊豆長岡の空。
あやめ湯(18:32〜19:23)4→2人。

3,064歩。