いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

青蔦の這う隙与え軒の裏

今日の強風で、車庫の波板屋根がもう1枚剥がれた。前回剥がれた隣である。
家の裏で草取りをしていたら、時折ばたんばたんという音が聞こえてくる。車庫からだ。嫌な予感がした。車庫の方へ行ったら、果たして波板が強風に煽られて、ばったんばったん暴れていた。隣の波板と重ね合わさった部分の釘がかろうじて機能しているだけで、あとは横桟から剥がされた波板が、まな板で活きたままさばかれるウナギよろしく、首の皮一枚状態であがき暴れているのである。
これはいかん、どこかに飛んでいったら大変だと、草取りを中断し、脚立を持ち出して車庫に回る。波板が剥がれたところの横桟には錆びた釘が突き刺さったままで、もともとこの釘は傘釘(波板を打ち付けるときに使う)だったはずだが、積年の雨風で傘の部分がなくなり、かろうじて釘の頭が波板を押さえていた状態だったのである。つまり、いつかはこうなる運命だったということだ。
いつかこうなる状態は今後も続き、さらに劣化が加速することは火を見るより明らか。ということは、早急に、少なくとも台風が来る前に何とかせねば、なのである。
築40年になろうとするぼろ家を建て替えようとせず、あえて自前でこつこつ修繕していくことにしたということは、要するに今回の車庫の屋根のように、あちこちガタが来ているところをその都度直していくということなんだな。でも、それを面倒と感じたらその時点で話は終わるわけで、いつまで続くか分からない修繕の「手間を楽しむ」ことが肝要なのさ。
タイムラプスは、5月4日(水)7:34〜9:16の伊豆長岡の空。
写真は、応急の草取りをした家の裏。とりあえず丈の高い雑草を引き抜いて、隣家からむさ苦しく見えないようにした(つもり)。むしり取った草は45Lのゴミ袋2袋分。

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お隣さんが引っ越してきたときに、屋根上の高さまであった庭木をきれいさっぱり切り倒して庭を明るくしたのはいいのだが、おかげで我が家から隣のリビングが丸見えになってしまった。そのために心ばかりの目隠しにと引き戸の前に2本の月桂樹を植えたのだが、その2本のうちの背の高い方(一緒に植えたのになぜか伸びに30cmほどの差ができている)の葉に、外側が枯れかかっている葉が混ざっているのが今日分かった。新芽も出ているから1本まるまる枯れてしまうことはないとは思うが、もし枯れたら、これがまたむさ苦しい種になりかねない。
枯れかかっている原因は分からない。2本ともそうであれば植えた場所が悪いのかとも考えられるが、もう1本の背の低い方は一葉も枯れていない。青々としてまだまだ伸びるぞの勢いである。枯れかかっているのが今後どうなるか、こちらとしてはこのまま様子を見ていくしかない。(あ)
あやめ湯(17:22〜17:55)7→5人。

1,594歩。