いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

メーデーを知らぬ若者餅搗けり

NHK杯囲碁トーナメント戦をテレビ観戦。今日の対局は今村俊也九段対林漢傑七段。黒番林七段が白番今村九段に11目半の差をつけて完勝。中盤で白が右辺の石をあっさり捨てて中央を囲う作戦に振り替わった時点で勝負あった。いつ今村九段が投了するかと見ていたが、最後まで打ち切り結果は大差で負け。今日の今村九段に往年の強さは感じられず、見ていて何だか寂しかった。

囲碁を見た後は散歩。伊豆の家に眠っているMac miniのキーボードを見てみようと、まずはPC DEPOTを覗いてみる。キーボードを求める気になったのは、今月伊豆の家に液晶テレビが運ばれたから。運ばれたテレビを設置するときにテレビの脇にHDMI端子があるのを見つけ、これならMac miniモニターの代用になると読んだのだ。HDMIケーブルならある。息子が要らないと捨てたMac用マウスも残してある。ないのはキーボードだけだった。

PC DEPOTに置いてあったキーボードはほとんどがWindows用でMac専用のは見当たらなかった。一つだけELECOM製のWindowsMac併用のキーボードがあったが、4,800円という値段はそれほど安くない。もう少し安いのはないかと歩いて10分ほどのノジマへ行ってみた。そうしたらPC DEPOTにあったのと同じキーボードが3,980円で売られているではないか。しかも一度開封した訳あり品で10%引きとある。箱を手にとってためつすがめつしながら、ほぼ買うところまで気持ちが傾いたところで思い直した。本当にキーボードが必要なのか?

伊豆には現在OS X 10.6(Snow Leopard)のiMacがある。藤沢にはOS X 10.11(El Capitan)がある。そして、伊豆と藤沢を往復するバッグにはWindows10のタブレットiPadがある。ポケットにはiPhone6Plusがある。この上さらにパソコンを増やしてどうするの?

どこからかそんな声が聞こえた。その眠っているMac miniを呼び覚まして、それで何をやりたいの? と声は続く。やりたいことかあ、そうだな、特にないなあ。ただ、眠らせておくのはもったいない、使えるものなら使いたいと思っただけなんだ。

Mac miniのメモリは8GB、iMacのそれは2GB。さくさく動くのはMac miniの方だが、Mac miniにはflashがない。私はflashを使いたいのだ。だったら今のところMac miniの出番はないな、というところに逢着して、結局今回はキーボードの購入を見送ることにしたのでした。

写真は、辻堂の湘南モールフィル(大型ショッピングセンター)内で行われていた餅搗き。いつもはここに夕張メロンパンを販売するワゴン車が駐まっているのだが、今日は餅搗きの車が駐まっていた。搗きたての餅をリーダーらしき人が、きな粉、みたらし、あんこ、からみ、黒ごまの入ったトレイに千切って放り込む。残り2人の若者が、それをフードパックに詰める。餅搗きを見ていた客がそれを買う。…なるほど、その手があったか。商売もいろいろ考えるもんですねえ。(あ)

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7,276歩。