いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

蓬生の主は達者か一年後

今週は小学校の家庭訪問週間で学童の登所時間が早い。午後1時には1年生が「ただいま」とやって来る。15分遅れて2年生、それとほぼ同時に3年生、4年生が次々にやって来る。家庭訪問週間で親は家で子どもと一緒に担任の訪問を待つはずなのに、放課後児童教室に来る子の数が減らないのはどうしてだろう。お仕事を休めない親御さんが多いのかしらとスタッフも不思議がっている。
1年生から4年生まで一気に揃うと嵐のような騒ぎになる。さっさと着替えなさい(ここの小学校は制服なので、制服の上衣、半ズボン、スカートが汚れないように脱いでナップザックに仕舞い、体操着のパンツをはく)、手洗いのタオルを出しなさい、宿題のプリントを出しなさい、荷物をロッカーに仕舞いなさい、といった指示の声が、ロックコンサートの大音響スピーカーのように飛び交う。これをてきぱきとこなすのがプロの技と言わんばかりの有り様に、私は未だに馴染めないでおろおろしているのである。
1、2、3年生までは騒音渦巻く中でも何とか言うとおりに行動するが、問題は4年生である。これが一筋縄ではいかない。教室に辿り着くやいなや、ランドセル、水筒を放り投げてプロレスごっこを始める。最初おふざけモードでもそのうち本気モードに発展するのはよくあることで、先日も東京のある小学校の児童がそれで意識不明の重体になったことでもあるし、ともかくプロレスごっこはやめさせようと先週のミーティングでも共通認識されたところである。
それで取っ組み合っている2人、もしくは3人4人を引き離すのだが、引き離したそばからまた取っ組み合いを始める、テーブルの上を逃げ回る、窓から外へ飛び出す、外遊びの器具置場に隠れる、物干し竿にぶら下がる、まるで同時多発テロの様相を呈するのである。
4年生は本館に増築された第二教室と呼ばれるプレハブを使っている。その教室の網戸で、網がサッシから外れて大きく裂けているのがあった。4年生のやんちゃグループが網戸に体を預けてそうなったのだという。これから夏場へ向けて蚊が入ってくるといけないから直してくれるようにと教育委員会に言ったら、それは現場で何とかしろと課長に言われたとリーダーがぶうぶう言っていた。どんな具合ですかと網戸の破れを見たら何とか直せそうだったので、千枚通しで網押さえゴムを取り外して網を貼り直してみた。元のようにぴんとは張れなかったが、とりあえずの応急処置ができて私の株も少しは上がったと思う、のだが、そう思っているのは私だけなのである。
写真は、庭の蓬。

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先月、近所の野原に生えていたのを移植した。植えたのは、いずぃなり会で餅搗きをやった一週間ほど前。草餅を搗こうと思い立ち、蓬の繁殖力に期待して急遽植えたが、そんな一週間で摘み取れる丈に成長するわけねえだろう、なのである。あれから一ヶ月が経ち、ようやくここまで伸びてきた。さすがは蓬、やはりその繁殖力は大したものです。隣家との境のコンクリート壁に並べて植えたが、この分だと来年三月の草餅には庭で摘まれた蓬の若芽をたっぷり使えそうです。(あ)
タイムラプスは、4月26日(火)5:28〜7:10の伊豆長岡の空。
あやめ湯(18:39〜19:13)3→3人。マイ桶氏とは今でもたまに風呂場で一緒になるけれど、ここしばらく米朝氏と会っていない。大学で野球をしているというお孫さんの応援に忙しいのだろうか。

5,390歩。今日は外遊びの時間に小学2年の子4人とサッカーをしたので少し歩数を稼ぐことができた。