いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

四月尽妻は蒸籠を食い残す

今日は思わぬ展開になった。カミさんが、長男が藤沢に残していったテレビを伊豆に運んでしまおうかと言い出したのだ。
話のきっかけはNHKの受信料の支払いだった。私は伊豆にいるときはほとんどテレビを見ない。それが先月、NHKの職員がやってきて受信料を支払ってくれと迫った。テレビはほとんど見ないがと言ったら、テレビを見なくてもテレビを置いてあるだけで受信料を支払わなければいけないと言う。じゃあ、テレビを処分すればいいんだな、それなら文句はないだろうと言うと、処分なさるまでの間はテレビを置いてあったのだから、その分は支払ってもらうことになりますと抜かす。そんな馬鹿なことあるかよ、テレビは前のオーナーが勝手に置いていったものだ、その分まで支払う義理はねえ、とこちらもけんか腰になる。
すったもんだの挙句、結局、家族割引で伊豆の分も支払うことにしたよとカミさんに告げたら、知ってる、銀行口座から引き落とされていたと言う。でも、伊豆のテレビは色が映らないで白黒になっちゃってるよと言ったら、じゃあ藤沢から1台伊豆へ持っていけばいい、あたし一人でテレビ2台もいらないから、今日と明日は仕事が休みだから運ぼうか? てな按配になったのである。
藤沢のマンションには大きな液晶テレビが2台ある。いずれも二人の息子が家を出るときに残していったものだ。他に私が購入したプラズマテレビが1台と、計3台あったのだが、プラズマの方は画面中央に太い縦のラインが出て消えず、昨年、地元のリサイクルショップに3,000円で買い取ってもらった。で、現在リビングには、次男が東京から戻ってくるときに一緒にやってきた日立の42V型のテレビが置いてあり、6帖の洋室には32V型のテレビを置いてある。その32V型を今日伊豆へ運んだのである。
これまで伊豆ではほとんど見なかったテレビだが、画面もよくなったことだし、これからはもう少しテレビを見る時間も増えるだろうか。
写真は、伊豆長岡駅近くの下田街道沿いの蕎麦屋。午後1時を少し回ったあたりだったが、客は私たちの他に若い夫婦らしき一組がいた。カミさんは天せいろ(1,460円)、私はただのせいろ(740円)を注文。注文した後で「一つを大盛りにしてください」と言ったら「普通でも多いですよ」と言われた。運ばれてきたせいろは、これが大盛りだったらどんなだったろうと思われるくらい蕎麦が高々と盛られていた。それをやっとのことで平らげる。食べきれないと残したカミさんの分も食べて腹はぱんぱん。いや、ほんと、大盛りにしないでよかったよかった。
この店は以前二度ほど入ったことがあるが、こんなに量があったかなあ。そんなことも忘れるくらい年々物忘れが激しくなってきている。

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あやめ湯(17:52〜18:20)6→1人。夕食の支度をしているカミさんに「風呂、どうする?」と訊いたら、「あたし、行かない、家のお風呂でいい」と言う。旅館やホテルの温泉ならいいが、共同浴場は仕切り屋みたいな人がいるからいやなのだそうだ。あやめ湯にはそんな人はいないよ、と言っても気持ち変わらず。どうも最初に行った共同浴場の印象が悪かったみたいです。ああ、あのときあやめ湯のことを知っていたらなあ。(あ)

1,424歩。