いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

飛ばされし屋根の軒にも燕かな

今日は午前10時にミーティングがあって藤沢から出勤。4月初めての平日休みなのに、なんてこった。
4月1日の役割分担で私は「月報」担当になった。月報とは月に一回行われるミーティングの議事録のことで、これを作成し教育委員会に提出するのが私の役目。
ミーティングのテーブルにタブレットPCを立て、一太郎で議事をメモしていく。レジュメはリーダーから配られてはいたが、話があっちゃこっちゃに飛んで収拾がつかない。まるでフリートーキング。
1時間が過ぎ2時間が過ぎたところで、あらもうこんな時間、昼食にしましょ、となる。私は1.5時間勤務ということで正午に解放されたから、その後どういう話し合いになったかは知らない。月報はもう一人のベテランスタッフがまとめてくれるというので、ではお言葉に甘えてとそそくさ帰ってきた。
世に言う女子会のノリってこうなんだろうかと想像するにつけ、だったら男の私はとてもついていけない、場違いな世界に首を突っ込んでしまったと思ったことだった。
写真は、強風で剥がされた車庫の屋根。

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昨日、藤沢でNHK杯囲碁トーナメントを観戦していたら、「静岡県に竜巻注意報」とテロップで流れた。静岡県のどこ? もしかして伊豆? あのぼろ家? 竜巻に巻かれたらひとたまりもないぞ、防災マニュアルには竜巻が近づいたら頑丈な建物に避難するとあるが、近くに頑丈な建物なんて……あった、向かいのホテルだ、ホテルに逃げ込めばいい、とりあえず今日は伊豆にいなくて助かった、そんなことを思いながらテレビを見ていた。

それで剥がれた屋根のことだが、剥がれたのは実は昨日の強風ではなく、先々週の4月7日(木)夕方の雨を伴う春嵐の仕業。小学校の入学式があった日である。仕事から帰って来てバイクを車庫に入れたところで気付いた。吹き飛ばされた屋根は、小さい破片が車庫奥の薪のところに、大きいほうは向かいのホテル側の側溝に挟まっていた。剥がされたところを修理しなくちゃとは思っていたが、週6日勤務ではその時間が取れない。どうせ車庫の屋根だし濡れて困るものはないとずっとそのままにしておいた。
剥がれた部分は垂木が朽ちていた。築40年近くのぼろ家だし、さもありなんの傷み具合だが、他の箇所も同じように朽ちているかと見ればそうでもない。でも遅かれ早かれ同じ運命になるだろうことは明らかなので、なんとかせねばと思うのだが、業者に依頼するだけの予算がない。修理するなら自前で夏休みあたりにとなるが、夏休みだって登所してくる児童の面倒を見なくてはならないから時間を作れない。
そこで考えた。いっそ屋根を全部剥がしてしまったらどうだろう。屋根だけ剥がし、垂木はそのまま残しておく。その垂木に葡萄の蔓を這わすのさ。どうよ、これ、なかなかのアイデアでしょう。藤棚にする手もあるが、私は花より団子タイプで果実の生るほうを好む。葡萄は既に二箇所に植えてあるから、ここはキウイフルーツの棚にしてみるのもいいかもしれない。そんなこんなで車庫まで緑で覆うとなると、これはいよいよもって我が庵もジャングル化に突き進む様相を呈して参りました。
タイムラプスは、4月18日(月)13:02〜14:54の伊豆長岡の空。
https://www.facebook.com/100001436582002/videos/1081884601869416/
あやめ湯(17:36〜18:19)4→5人。
4,521歩。