いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

腰休め嫗と犬と山笑う

勤務5日目。
昨日は学校で午前中に入学式、午後から始業式があった。そして今日から授業開始。それに合わせて放課後児童教室も午前勤務がなくなり、スタッフ全員が12:30から18:30の午後勤務となる。
午後1時半、初めての給食を終えた新1年生25名が登所してくる(学校は登校で、児童教室は登所と言う)。子どもたちは登所のときに玄関で「◯年◯組、◯◯です、ただいま」と言ってチェックを受けることになっていて、チェックを受けた子は上履きに履き替え、制服を脱いで体操着に着替える(ここの小学校は制服があるのです)。そのあとランドセル、ナップザック、水筒、横断バッグ(「横断中」と印字された黄色の手提げ袋)を持って自分のロッカーに仕舞う。この一連の動きをスタッフのリーダーが新1年生に丁寧に教えるのだが、その説明を真剣な顔で聞いているのがなんとも微笑ましい。
それにしてもなんたる持ち物の多さよ。今の子は、ランドセル1個では収まりきらない持ち物を毎日携えて登校しているんですね。ランドセルの上にさらに体操着の入ったナップザックを背負い、A4版プリント類を入れる横断バッグを手に持ち、肩から水筒をぶら下げる。これで雨の日は傘を持つのだから大変なものである。だったら、いっそのことスポーツバッグやリュックサック1個にまとめてしまえばいいと思うのだがそうならない。この世の中、まずランドセルありきなのだ。
しかもそのランドセルの値段がべらぼうに高い。なんでそんなに高いものを小学校に上がったばかりの子に買い与えなくてはいけないのか…。参考までにYahoo!知恵袋でランドセルの相場を確かめたら「ランドセル専門店を営んでます。当店だけでいうと(新作モデルのみ、値引き販売価格で)29,800円〜166,000円まであります」とあったのにはぶったまげた。16万円だって! ありえない値段でしょう。そんなの買う人なんているんですか?
世の親は、なぜ子どもにランドセルを背負わせたがるのでしょう。なぜランドセル廃止の声が上がらないのでしょう。私にはそれが不思議でなりません。
あやめ湯(18:37〜19:05)3→5人。
タイムラプス(5:23〜7:11
写真は、富士山を背に伊豆長岡側から見た狩野川の上流。30分前に職場へ行ったら校門が閉まっていたので門が開くまで狩野川の土手で時間を潰した。今朝は富士山がくっきりと見えていたのだが、昼に近づくに連れて徐々に雲に覆われて見えなくなってしまった。で、富士山を背にして撮ってみた。2年前、この土手の道を腰の曲がったおばあさんが犬を連れてよく歩いていたけど、あのおばあさん、どうしているかなあ。(あ)

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4,506歩。