いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

人見知りする子と昼の花の雨

朝、雨の中をバイクで職場へ向かう。職場には7:30に着いたが、まだ誰も出勤していなかった。鍵を持っていないので外で待っていたら、間もなくして鍵を持っている人がやって来た。と思ったら、以降続々やって来て、7:40には今日出番のスタッフ全員が揃った。

開所は一応8:00となっているが、その10分前あたりから子どもと親御さんが次から次へやって来る。スタッフは玄関で、防災頭巾、外遊び用靴、帽子、上履きなどの持ち物をチェックし、親御さんに迎えの時間を聞いてそれをメモする。その合間に欠席連絡の電話に応対するといったてんてこまいの忙しさ。その上を下への喧騒の中で、私は何をどうしていいのかまるで分からず、ただおろおろするばかり。おはようと声を出すのがやっとの木偶(でく)の坊なのでした。

びっくりしたのは、どのスタッフも新1年生の名前を全て覚えていたこと。いつ、どこで覚えたんだろう。私も名簿だけはもらってあったけど、私にはその用意すらできていなかった。こんなことで一年間勤まるんだろうか。のっけから不安の念に苛(さいな)まれる私なのでした。

写真は、初の手作り弁当。ご飯は「サトウのごはん」を電子レンジで温めたのに焼き海苔をかぶせ、おかずは昨日のうちにカミさんが作っておいてくれたものを詰めた。だから、厳密には私の手作りとは言えないかもしれないが、出来合いの惣菜を買ってきて詰めるだけの弁当を手作りというなら、今日の私の弁当も手作りなのである。

放課後児童教室(学童保育のことを今はそう呼ぶ)では、班分けされた子どもたちのテーブルの中に入って一緒に弁当を食べることになっている。だから弁当を作ってきてくださいとリーダーの人からあらかじめ言われていた。コンビニの弁当ではだめらしい。でも考えてみれば、コンビニで弁当を買ってきて、改めて弁当箱に詰め直せば、それだって立派な手作り弁当と見えるはずだが、それではいけないのだろうか…。

私の就いたテーブルは小学1年と2年の混合6人の班。みんな旨そうな弁当ばかりだ。写真に撮っておきたいくらいにきれいにおかずが並んでいる。きっと出勤前のお母さんが(あるいはお父さんが)愛情こめて作ったんだろうなあ。親御さんのご苦労が偲ばれます。

それに比べて私の弁当はどうも収まりが悪い。いかにも、これ男の人が作ったでしょうといったおかずの配置だ。あれ? ちょっとちょっと、ご飯とおかずの容器、もしかして逆じゃないの?(あ)

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7,960歩。