いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

顔並べ孫と湯舟の花筏

昨日、職場からシフト表をもらった。それによると4月は20日も勤務することになっている。週4日、月18日(程度)勤務という話ではあったが、早速の2日オーバーで、第3週は土曜も含め6日勤務である。4月はなるべく早く子どもたちを覚えてもらうため、あるいは子どもたちに覚えてもらうために毎年そうしているのだそうだ。それは致し方ないとしても、なかなかのハードスケジュールではある。

とりあえず今週2日の土曜は勤務から外れていたので、では、狩野川公園のフリーマーケットへでも行ってみようと思っていたところへカミさんから電話が入った。土日に藤沢で孫の面倒を見ることになったので帰って来れないかと言う。

うわっ、来たよ。来週月曜は午前勤務で7:45までに職場に入らなけらばならない。それで土日は伊豆で過ごそうと思っていたのだったが、その目論見はいともたやすく崩れてしまった。7:45に間に合うためには日曜夜に伊豆に戻っていなくてはいけない。そして月曜の仕事の後は鶴見で夜桜。翌日火曜は午後勤務でまたまた伊豆へのダブルとんぼ返りとなって、なんてこったのハードスケジュールになってしまいました。

写真は、自宅近くの引地川沿いの遊歩道。

スーパーで鯉の餌やり用食パンを買った帰りに桜並木を通ったら、花が萼(がく)ごとぽとぽと落ちている樹があった。花びらが舞い散っているのではなく、椿の花が落ちるそのように桜の花が丸ごと落ちているのだ。

桜の花の散り方は、それこそ桜吹雪のごとく、花びら一枚一枚がひらひら舞うイメージだったがこの樹は違った。しかも、周辺の桜はほぼ満開で花がびっしり付いているか、これから満開を迎えようとしているのに、この樹の花だけが散っている。いったいどうなっているんだろう。

気になったので、家に帰ってからネットに当たってみた。そうしたら、こういう現象はしばしば見られるようで、その原因は急激な温度差のせいだとあった。「昼間、急に天候が悪くなって気温が急に下がったときなど一気に落ち」るらしい。

確かに昨日今日は花冷えで寒いことは寒かったが、しかし、待てよ、急激な温度差が原因ということならば、周辺の桜すべてがそうなるはずではないか。この樹のところだけ気温が低いなんてありえない。

また、落花の原因をスズメのせいにするのもある。花の蜜を吸うことを覚えたスズメが萼ごと花を食いちぎっているからだという(朝日新聞DIGITAL 2010.4.12)。スズメが桜の花の蜜を吸うとは初耳である。記事によると、桜にはメジロヒヨドリなども集まり、花の中に嘴(くちばし)を深く入れて蜜を吸うが、スズメは嘴が太く短いので萼側から吸い取ろうと花を食いちぎる、のだそうだ。

だけど、枝にはスズメいなかった。仮にいたとしても、その樹だけにスズメが集まるというのもこれまた不自然この上ない。で、結局のところ、なぜあの樹だけから花が落っこちてきたかは未だに謎なのである。

拾った花はビニール袋に詰めて持ち帰り、浴槽に浮かべ桜湯と洒落てみた。孫は大はしゃぎ。そのプチ興奮が夜の眠りを少しばかり遅らせたのでした。(あ)

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11,082歩。