いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

行く道を明らめて咲く白木蓮

午後1時過ぎ、4月からお世話になる職場から電話が入った。4月1日の任命式(辞令交付式)は10:30からで、服装はフォーマルでお願いしたい、式が終わってから教室に戻って打ち合わせをするので弁当を用意してほしい、ちなみに私たちはコンビニで弁当を買うつもりだ、打ち合わせはフロアに直に座ってするので暖かい座布団か何かを持ってきてほしい、と言う。女性ならではの細やかな気配りが感じられ、今まで男性が入ったことのない(長期休業は除いて)職場というので、だいぶ気を遣われているようにも感じた。大丈夫だろうか。そういう女性だけの職場で私ごときがうまくやっていけるのだろうか。

翌日4月2日は土曜日だけど学童保育は開所する。その日が私の教室デビュー。学童の前で自己紹介をしていただくことになりますと言われ、さてどんなことを話そうかと、早速話す内容をまとめてみた。以下はその原稿です。こんなもんで小学校1年生にうまく伝わるだろうか。

先生は、63年前、北の国の、りんごのいっぱい穫れる、そして雪がいっぱい降る、青森で生まれました。

春は川で泥鰌を掬い、夏は海で魚を釣り、秋は山でアケビを採り、冬は裏山でスキーをして遊びました。

いろんなことをして、いろんなことを学びました。自然の怖さと楽しさと、そして人と自然とが一緒に暮らすことの大切さとありがたさを学びました。

先生は富士山が大好きです。朝、家を出るとき、目の前に富士山が見えると、その日一日、何だかいいことがありそうで、わくわくします。みんなは、富士山を見て、わくわくしますか?

富士山はとてもきれいです。いつ見てもきれいです。でもね、富士山は、自分できれいになりたいと思ってきれいなんじゃないんだよ。富士山を見る人の心がきれいだから、富士山がきれいに見えるんだ。富士山をきれいだと思う人は、みんなきれいな心を持っています。みんなもきれいな心でいろんなものを見てごらん。きっとみんなきれいに見えるよ。そして、もっともっと自分がきれいになるよ。

来年の今頃、みんなどんなふうになってるかな。一所懸命心を磨いて、一所懸命きれいになろう。その姿を先生に見せてください。先生も楽しみにしています。

あやめ湯(17:23~18:05)6→4人。

タイムラプス(5:58~7:06)

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写真は、田京の図書館へ向かう途中の坂道に咲いているハクモクレン花言葉は「崇敬」。あがめうやまう心。いったい何に対して? それは、無為自然に対して、でしょうか。(あ)

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6,901歩。