いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

学生街カフェの看板鳥交る

写真は、湘南T-SITE内スタバのチョークアート。お店の人が描くのだろうか。それとも専門に描く人がいるのだろうか。

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チョークアートとは、「特殊な塗料を塗った黒板に消えない絵や文字を描くもので、飲食店の店頭や店内に飾る商業ベースのアートとしてカフェレストランのメニューボード等に使われる看板アートの手法」とwikipediaにある。昨秋話題をさらった、カロリーメイトのCMが記憶に新しい。私は、テレビはニュースと天気予報とサッカー日本代表の試合しか見ないから、あのCMはテレビで見ていない。ネットで話題になっているのを知ってYouTubeで見た。
あれは、34名の美大生が2,632時間かけて描き上げた6,328枚の絵をコマ撮りしたアニメーションだった。見てそのクオリティの高さに驚いた。すごい世界があるものだと度肝を抜かれた
ちょうど同じ頃だったと思う。これもYouTubeで砂絵アートという手法を知った。津軽の昔話をアニメーションで表現するのに、最初は切り絵風に型紙を切り抜き、そのパーツに背後から光を当てて影を作り、それを徐々にずらしてアニメーションに仕立てようと思っていた。試作してみて、なんとか形になりそうな予感はしたが、作り込んでいくに従ってパーツの量が途方もない数になっていくような気がして、どうしたものかと思案しているところへ飛び込んできたのが、チョークアートであり砂絵アートであった。
その時点でチョークアートという選択肢もあったはずだが、私は砂絵の方を選んだ。砂絵ならばガラスの上に砂を散らし、背後から光を当てて影絵風にすることができる。昔話には影絵がふさわしいと感じ、そのことにこだわった。チョークアートだとどこか明るいのである。ゴールドコーストのカフェレストランなのである。
それで現在は砂絵アートの練習中。昔の肖像画をモデルにしながら砂で顔の輪郭を描いていくが、基本的にデッサン力がないから、なかなか思いどおりの絵にならない。これまで描いたのはたったの4枚。4枚じゃ話になりませんね。練習中というより練習を始めたばかりという段階です。でも、すべてはここから。どうしたら砂の特徴を生かした作品が描けるか、砂でなければ表現できない絵ってどんなものか? それをこれから模索していこうと思います。勉強、勉強。(あ)

8,526歩。