いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

金山の跡より出づる春の水

午前中、落札した杵が届くかと待っていたが届かなかった。杵は島根県からやってくる。出品者からの連絡によると、午前配達指定で昨日発送したという。昨日の今日じゃ届かないなとは思ったが、もしかしたら着いちゃうかもしれないという頭もあって、それで午前中は家を空けられなかった。

杵の到着を待つ間、車庫の奥に積んである薪をどかして、隅に臼を置くスペースを拵えた。臼はまだ米朝氏の家のガレージに預かってもらってあるが、とにかく重い。一人じゃ運べない。使わないときはどこに仕舞っておくんだとあれこれ考えて、誰が考えたってここしかないというところに落ち着いた。ただ車庫では天井が低すぎて杵を振り上げられないから、餅を搗くときは臼を庭まで運び上げなければいけない。どうやって運ぶか。う〜ん、それはまだ考えていない。でも、何とかなるでしょう(出た! 得意のいい加減さ)。今回はとりあえず置く場所だけ確保するということで。

さて、明日の午前中に杵は届くでしょうか。夕方は平塚で呑む予定があるし、少なくとも午後2時までに届いてくれないと困るんですけど。落札したはいいけれど、それによって品物を受け取るまでの時間を拘束されるのがちと窮屈です。

あやめ湯(18:10〜18:44)3→4人。

タイムラプス(17:59〜18:00)

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写真は、昨日行った月ヶ瀬梅林の入り口にある湧き水の無人販売所。20L100円。ここだったらわざわざ西伊豆まで水を汲みに行かなくても済む。家からバイクで30分くらいか。中伊豆の貴僧坊水神社の湧き水よりも近い。

隣に金山神社の祠があって、案内書きによると、「神社脇の金を採掘した坑道から湧き出た水で、200年前から周辺の生活水として使われてきた、地元では有名な名水。戦前まで井上靖先生の父方の親戚にあたる月出(ひたち)醸造店がこの水を使って月のしずくと言う酒を作っていました」とある。

水質はよく分からないが、酒造りに使われた水とあればきっと旨いに違いない。今飲んでいる西伊豆の水がなくなったら、次はこれだな。

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また、こちらの写真は、椎茸の原木。月ヶ瀬梅林の中の売店で売っていた。2本で500円。子どもの玩具みたいに小さいけれど、ちゃんと椎茸が生るらしい。説明書には秋に収穫できると書いてあって、レジの人に代金を払いながら「秋が楽しみです」といったら、秋は秋でも来年の秋だと言う。げっ、一年半後かあ。ま、いいか。家の裏にでも置いて気長に収穫を待つとしよう。(あ)

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651歩。