いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

嫗出で来る和菓子屋の春障子

大仁・一二三荘(18:04〜18:42)3→2人。

今日のタイムラプス(17:04〜17:47)

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写真は、大仁商店街にある和菓子屋さん。餅搗きの臼の件でお世話になる米朝氏に和菓子でもと思って、修善寺から歩いて帰る途中で寄った。米朝氏は酒を飲まない。以前、本人からそう聞いた。酒が好きな人には迷わず酒を贈るのだが、飲まないとなると、はて何を贈ろうかと頭を悩ます。酒を飲まないなら甘党だろうと勝手に決め込んで、和菓子を贈ることにした。

選んだ和菓子は「若鮎最中」。この店の名物で、この店でしか買えない。一昨年の夏、青森の高校のクラス会への手土産にと思って「若鮎最中」を買いに行ったら、若奥さんに「(若鮎最中は)予約制になっています」と言われてがっかりしたことがあった。今日行ったら10個入りと13個入りが陳列ケースに並んでいる。あれ? 予約制ではなかったの? 

奥から出てきたおばあちゃんに訊いたら、たぶんそのときは作ったのが無くなってたんでしょう、今日はありますよ、とのこと。私が13個入りを頼んだら、陳列ケースからその箱を取り出して紙に包んでいたから、一日にそんなに多くは作っていないのかもしれない。もしかして、今日買えたのはラッキーだったということか。どんな味なんだろう。バラ売りしていたらその味を確かめられたのだが、バラ売りはしていないとのことだった。

店の向かいに新たに「長嶋茂雄ロード」の案内板が設けられたことに触れたとき、おばあちゃんは清原選手のことを話してくれた。「清原がねえ、あんなことになっちゃってねえ、ここにトレーニングに来たときはうちのケーキがおいしいと言ってね、よく買いに来てくれたもんだよ、それがねえ、あのぴんぴん跳ねてた清原がねえ、…もうああなったらおしまいだよ」

「長嶋さんがお元気なうちに大仁に来ていただけると嬉しいですね」と私が言うと、「何でも今度20人ほどが来てお祭りみたいなことをやるとか言ってたよ、ええといつだっけ、(カレンダーを見ながら)そう、3月5日に来るとか言ってた」「へええ、長嶋さんも来られるんですか?」「長嶋さんが来るかどうかは分からんけど、柴田あたりは来るんじゃないかしら」。柴田選手の名を出すあたりはなかなかシブいが、でも呼び捨てはちょっとかわいそうだなあ。それだけ大仁の人にとって、ミスタージャイアンツは別格のヒーローなんですね。(あ)


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14,520歩。