いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

如月や描かれぬ絵は砂の中

今年も確定申告の時期がやってきた。昨年はMac OS Xe-Taxを使って申告しようとしたが、最後の送信手続きでつまずき、結局、藤沢税務署まで行って、コーナーに設置されたWindowsマシンから送信したという経緯があった。どうもMace-Taxは相性がよくないらしい。
今年はWindows10があるので大丈夫だろう、自宅から送信できるだろうと思って、まずは書類整理から始めた。源泉徴収票は昨年1月から3月までの分が2枚(2校勤務していたから)。4月からの分が1枚。公的年金のが1枚の計4枚。それと医療費の領収書。医療費は10万円を超えないと控除の対象にならないが、エクセルシートに打ち込んだら、今年も医療費は優に10万円を超えていた。もちろんこれには通院の交通費も含まれ、私の場合、辻堂から大場までの毎月の往復運賃が加算されるから、これで軽く10万円を突破してしまうのです。
e-Taxで送信すると領収書を添付しなくて済むのがいい。でも国税庁は、領収書がなくてどうやってチェックしているのだろう。チェックしてないのかな。そんなことないよね。
さて、資料は整った。2月5日に届いたばかりの真っ赤な「一太郎」仕様のタブレットをバッグから取り出して電源を入れる。Windows10標準搭載のブラウザ「Microsoft Edge」でe-Taxのサイトへアクセスする。と、なんとe-Taxの注意事項にMicrosoft Edgeは使えない、とある。Internet Explorer11を使え、と。何それ。どうすれば旧バージョンに戻せるんだ? ああでもないこうでもないと模索して、ようやくブラウザのメニューバーの右端にある「・・・」の中に「Internet Explorerで開く」を見つけ出す。よし、これで行けるだろうとe-Taxに利用者識別番号を入力してログインしたら、今度はNTT Communicationsの ICカード読み取り機が認識しない。そこでサイトからWindows10用のドライバをダウンロードしてインストールしたら、今度は住基カードを認識してくれた。そして、そこからは順調に作業が進んだのだったが、最後のデータ送信のところでまたもやつまずいた。昨年に引き続き、である。還付金の自動計算までできているのに、送信ができない。何度やってもエラー。??? どうしてだ。わからん。結局、昨年同様、データを税務署に持ち込んで、そこから送信することになりそうだ。

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写真は、ゴッホ「自画像」の模写。モナリザよりは少しマシになったかな。
あれからモナリザを描き直してみたけれど、あの微笑みはどうしても描けなかった。ダヴィンチはあの微笑みを描くのに一体どれほどの時間を費やしたのだろう。一発で描き切ったのか、それとも納得のいくまで何度も何度も描き直したのか…。
時空を超えて世界の人々を魅了してやまないあの微笑みは、きっと誰にも描けない。永遠に描けないとわかっていながらも、しかし、いつかはそこに近づけたらと思う。(あ)

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382歩。