いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

身の丈を矜持となせり春大根

あやめ湯(17:52〜18:47)3→5人。

米朝氏「昨日、ワカメ先生のカラオケを覗いて来ただよ。これがなかなかのもんで、全部80点超えだら。いやあ、人は見かけによらないもんだ、驚いた」

私「ワカメ先生は主にどんな曲を歌うんですか?」

米朝氏「鳥羽一郎の漁師の歌が多いな。ほれ、元漁師だっつうだから」

私「唐津の松浦出身だとか言ってましたもんね。玄界灘で喉を鍛えたんでしょう」

米朝氏「そうさ、爪先から頭のてっぺんまで力を入れて歌うだから、俺っちの鼻歌とはわけが違うだよ。そんで、玄界灘に出る船はこっちみてえなヤワな造りでねえ、(カラオケの)画面をよく見れ、船の先っちょが深くえぐれてるべ、玄界灘の波は半端でねえから、こんぐれえでねえと船がひっくり返っちまうだよ、と歌いながら解説するら。さすが先生だよ」

私「彼女さんも来ていたんですか?」

米朝氏「うん、いてた。彼女の方は水曜に仕事が休みだもんで、ワカメ先生もそれに合わせて水曜にカラオケに行くだよ」

私「彼女さんは地元の方なんですか?」

米朝氏「よく分からねえが、何でも東北の農家んとこ嫁行って戻ってきたっつう話だ」

米朝氏は、どこでそういう情報を仕入れるのだろう。今日カラオケで一緒になった彼女さんから直接聞き出したのだろうか。それともワカメ先生の紹介にそれが含まれていたのだろうか。それにしても、ワカメ先生のカラオケを聴きにわざわざ出かけるなんて、米朝氏も相当な物好きですな。

タイムラプス(16:45〜17:40)。たとえ富士山が見えない日でも、こうして富士山周辺の雲の動きを定点観測することで、春夏秋冬の雲の特徴を知ることができる。これを地道に継続していけば、何かしら利用価値のあるデータベースになるのではないかと思ったりする。もしかして富士山噴火の瞬間を捉えちゃうかも。まさか。

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写真は、ミニ菜園の大根。10月に種を蒔いた大根の育ちが悪く、収穫をほぼ諦めていたが、何とかここまで育ってくれた。ひと頃のニュースでは、暖冬で野菜が育ちすぎて農家が困っているようなことを言っていたが、うちの大根に関しては暖冬の影響など全くなく、すくすくとではなくぐずぐずと時間をかけて育ってくれた。これまで二本ほど抜いたが、二本ともこんな大きさ。もっと大きくなる大根だと思っていたが、大きくならない品種らしい。大根おろしにしてちょうど丼一杯分。これに味ぽんを垂らし煮干しですくってぱくりとやる。清貧の酒のつまみである。(あ)

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14,882歩。