いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

寒鴉おめえも影絵になりたいか

あやめ湯(16:56)3→4人。脱衣所にあった桐の縁台の幅が半分に縮まっていた。これでようやく普通の幅になった。前のは、今思えば脱衣所の中央に置いて、背中合わせに腰掛けられるような仕様だった。だから、それなりに幅もあった。ところが脱衣所が狭いために中央に置けない。それで大鏡の側にぴたり寄せていた。寄付してくれた木材店の会長さんには申し訳ないが、使い勝手のよくない縁台だなあとは思っていた。たぶん皆さんもそう思っていたのだろうが、町の長老である会長さんにそんなことは言えない。せっかく寄付してくれたのに文句を言ったら罰が当たると思いながら使わしてもらっている、そんなふうだった。

さて、そこで問題です。では、この縁台の幅を半分にした人は誰でしょう。当てはまるものを次から選びなさい。①掃除機をかけづらいと思った番台さんがやった。②自ら使い勝手の悪さに気づいた会長さんがやった。③皆さんの意を酌んでマイ桶氏がやった。答えは(   )。

写真は、影絵アニメーションの試作品。押入れの奥に仕舞ってあった窓ガラスを引っ張り出し、それを椅子の背もたれに2枚重ね置いた。この窓ガラスはかつてのサンルームの上部にあったもの。いずれ何かに使うときがくるだろうと捨てずに取っておいた。そうしたら思いもよらぬ展開で今日の出番になった。まさか、アニメーション作りに使うようになろうとはねえ。

下のガラスに頭、胴体、右手、左手の型紙を置き、上のガラスに書道半紙を敷いて、床に寝かした電気スタンドから光を当てる。そうして映し出された影絵をiPadアプリ「KOMA KOMA」で撮影していく。少しずつパーツを動かし、パシャ、動かし、パシャを8回繰り返して再生ボタンを押すと、おお、手を振るアニメーションができあがっている。

ただ、今回はiPadを固定しなかった。その都度手に持って撮影したので、できあがった試作品は絵がぷるぷる震えて目が疲れる。ぶれをなくすにはスタンドが必要なのだが、iPad専用のスタンドなんてあるはずもなく自前で作るしかない。作るったって大したことはない。何ならダンボールを積み重ねるだけだっていい。

影絵は描画にはない独特の味があって、それはメルヘンの世界とか昔話の世界を表現するのに特に効果的な手法のような気がする。描画に自信がないからというのが私が影絵に注目した理由ではあるが、問題はそれをどう表現するかということ。これからは試行錯誤を重ねながら力を蓄えていくことになるでしょうが、まあ、楽しみながらのんびりやっていきますよ。(あ)

f:id:jijiro:20151221162827j:plain

4,101歩。