いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

枯尾花浮かれ歩める先の富士

今日で2学期の授業が終了し、一足早い仕事納めとなる。昔ほどの解放感はないけれど、それでも狩野川の土手を歩いて帰るその足取りに、うきうきした感じが溶け込んでくるのがわかる。さて明日から何しようかなといろいろ考えながら90分かけてのんびり歩く。晴ればれとして実に爽やかな気分である。

歩くのは楽しい。通勤の靴をトレッキングシューズに履き替えてから俄然楽しくなった。昔の旅人は歩くのが楽しいなんて思うことはなかっただろう。草鞋で舗装されない道をひたすら歩くのだから、楽しいどころか苦痛そのものだったに違いない。だけど今は道路のほとんどが舗装され(河原の土手すら)、ウォーキング用に特化した靴もたやすく手に入る。歩かない手はない足はない。

歩きやすい靴を買い求めるに当たって私はウォーキング用ではなくトレッキング用を選んだ。せっかく伊豆にいるんだから、伊豆の山をあちこち歩きたいという気持ちが先にあったから。そのタイミングでトレッキングシューズが安く売られていたこともあって、買うならこっちと決めた。それでこれを履いたら歩きやすいことこの上ない。ウォーキング用はもっと歩きやすいのかもしれないが、今のところ街を歩くのもトレッキング用で満足している。靴底がすり減って履けなくなるまで履き倒そうと思っている。

あやめ湯(17:40)3→5人。

今日のダッチオーブン料理は、鶏もも肉蒸し。ちり鍋の底にニラを敷いて、その上に、あらかじめスライスされバジルソースで味付けされた鶏もも肉を並べる。とぼとぼと白ワインを適量注ぎ、ダッチオーブンの蓋をして待つこと40分。レシピ本に載ってないメニューだが、以前手羽先を使って同じように調理したことがあって、ならばもも肉だって大して変わるまいとやってみたら、まあ、それなりの仕上がりになった。

実はスーパーへは手羽先を買うつもりで行ったのだが、鶏肉売り場でこの味付もも肉を見つけた。パックの説明を読んでいたら、「それ、半額にしますよ」と後ろから声がかかった。それで店員が私の持っているパックに半額シールをぺたんと貼ってくれた。そうなれば何となく買わないわけにもいかず、手羽先をやめてもも肉を買ってきたというわけです。

最初は、バジルとニラとの組み合わせって味としてはどうなんだろうと思ったが、そこは怖さ知らずの素人感覚で、ええい、やってしまえとやってしまった。ニラは結構強い味という印象を持っていたが、競う相手がバジルとあってはひとたまりもない。ニラはたちどころにどこかへ吹っ飛んでしまった。でも味の好みで言えば、私はニラ派ですね。どうもバジルは強烈すぎる。(あ)

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17.129歩。今月の記録。