いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

時雨れるや孫絵何枚描き散らす

藤沢で孫の世話。今回はカミさんが仕事を休めず伊豆へ連れて行けなかった。カミさんと二人で孫の世話をするのは昼飯までで、午後からカミさんは仕事に出かけ、カミさんが帰ってくる7時まで私一人で二人の孫の面倒を見なければいけない。しかも外は雨模様で気晴らしの外出もままならない。長い長い堪忍の半日である。

孫の迎えは小田原までカミさん一人で行った。私は留守番。晴れていればこの前歩いた新林公園のハイキングに連れて行こうと思ったが雨じゃしょうがない。室内での遊びを工夫するしかない。

何して遊ぼうかと考えて何も考えつかないうちに孫が藤沢へやって来た。私がパソコンでEvernoteの整理をしているのを見て、お兄ちゃんが折り紙をやりたいと言い出した。以前に何度かサイトを見ながら折り紙を折った記憶を呼び起こしたのだろう。それに孫娘も乗る。折り紙を紹介するサイトに接続してやるだけで、後は二人で勝手にパソコンを操作するから楽である。しかし長くは続かない。すぐに飽きる。飽きたところで昼飯となる。

カミさんが仕事に出かけ、いよいよ私一人の長丁場6時間の孫の世話。さて何をしようかとリビングを見渡したら、パソコンの棚に4B鉛筆のダースの箱を見つけた。中にまだ未使用の鉛筆が8本ほど入っている。これだ、スケッチだとひらめいて、まずは私がぬいぐるみをスケッチする姿を見せた。そうしたら案の定、私も私もと二人して乗ってきた。しめしめである。これでしばらく時間を稼ぐことができた。

お絵描きの後は室内野球。洗面所からバケツと洗面器を持ってきてリビングのあちこちに置く。打ったボールがそこに入れば100点50点10点と点数がもらえる。ボールは軟式テニスのボールみたいなぷよぷよしたやつ。バットは空のペットボトルだ。これは案外燃えましたね。2時間くらいやったかな。

室内野球を終えて、今度は犬棒かるた。あたし読みたいというから孫娘に読ませたら、「あ」とか「う」とか一音しか言わない。ちゃんと文を読んでと言ったら、「(か)かわいい子はあたし」なんてしゃあしゃあと言ってのける。まったくねぇ、将来どうなっちゃうんだろう。

カミさんは午後7時半に帰ってきた。ママは8時過ぎに迎えに来た。途中、わがまま三昧の振る舞いに堪忍袋の緒が切れかかりましたが、堪えました。

写真は、上が孫娘の描いた女の子。七五三が終わって、それまで伸ばしていた髪をばっさり切り落とした。それで描く女の子もショートカットになったか。これまではスカートの下の脚が埴輪みたいに離れ気味だったのが、今回はだいぶバランス良くなっていた。手に持っているのはテニスラケット? って訊いたら、泡立て器だよじぃじ知らないの? と叱られた。

下はお兄ちゃんが描いた「だるま落とし」。絵の左側が寂しいと感じたらしく、そこに絵を描いた感想を書き添えた。遊んでいるときは小槌を右手で持っていたが、スケッチする段になって鉛筆に持ち替えたために小槌を持つ手が左手になった。これも愛嬌。(あ)

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0歩。バグか。