いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

冬嵐障子に竹の影妖し

これまで使っていたiPadがフリーズするようになった。App Storeからのソフトのアップデートの知らせを放ったらかしておいたら結構な件数になり、それを一気にアップデートしようとしたらフリーズしてしまった。一気にやろうとしてゲボッとなったのかと思って、一件ずつアップデートし直したが、やはりフリーズしてしまう。さて弱ったということで、先週の金曜、湘南T-SITE内のカメラのキタムラで診てもらった。そうしたら、最悪の場合初期化することになり、費用として3万5000円ほどいただくことになると言われた。銀座のアップル直営店に持ち込んだところで状況は変わらないだろうとも言われ、ああiPadとの長い付き合いもこれでおしまいかと一旦諦めた。
ところが、である。今日、iOSが9.1から9.2になったという知らせを受けて、もしやこれでフリーズの症状が治ったりすると嬉しいんだがなと淡い期待を抱いてインストールしたら、なんとなんと、フリーズ現象が治ったのです。あな嬉しや。無駄な出費をせずに済みました。
気分が晴れ晴れとなったところへ、JustSystemから「一太郎/ATOKユーザー様ご優待◆真紅の限定タブレットPC一太郎2016発売記念Windows Tablet Limited Edition Ⅱ』ご予約受付中」というメールが届いた。価格は4万1799円。「売切間近」とあればためらっている場合ではない。iPad修理代を出したつもりで、ええ、予約してしまいました。来年、一太郎を使う仕事があるかどうかも分からないというのに…。やっぱり、○○は死んでも治らない。
写真は、明り障子に映った竹の葉の影。障子に張ってある絵は孫娘が描いた「まほうつかい」。先月、孫が伊豆に来た時に、お兄ちゃんが100円ショップで買ったボールでバスケットをしていて、誤って、いや、故意に障子紙に穴を空けた。調子に乗って孫娘も真似て穴を空けた。これまでも何度となく穴を空けられ、その度に障子を張り替えて…とイタチごっこを繰り返していたが、さすがに頭にきて、いい加減にしろよ自分で空けた穴は自分でちゃんと塞げと叱ったら、お兄ちゃんは落書き帳3枚(3箇所に穴を空けた)に悪態を殴り書きし、孫娘は買ってもらったノートに「まほうつかい」の絵を描いてそれぞれ穴を塞いだ。お兄ちゃんの空けた穴は外から見てさすがに見苦しいので、先日その部分だけ張り替えた。孫娘の絵は見ていて心が和むのでそのままにしてある。
今日は朝から嵐のように風が吹き荒れ、濡れ縁の前の縞大名竹(だと思う)が大きくしなって、葉の影が絵の左右を行ったり来たりする。この動き、そう、これを津軽の昔話のアニメーションとして表現できないかと思っているわけです。要するに影絵ですね。あるいは動く版画と言ってもいいか。ただ、技量が伴わないので如何ともしがたいところはあるのだが、今しばらく絵の訓練を積み重ねて、いずれ一つの作品に仕上げたいなと思っている。それが1年後になるか3年後になるか、はたまたもっと先になるか分からないけれど。(あ)

f:id:jijiro:20151211114526j:plain

13,181歩。