いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫遊び疲れ眠れる家時雨

伊豆で孫の世話3日目。朝食後にブランコ公園まで散歩する。途中、道端でどんぐり拾い。どっちがいい形のどんぐりを拾うか競争だと言って、落ち葉を踏みしめながら一所懸命拾っている。さくさくという落ち葉を踏む音を聞きながら、北風ピープー吹く中で焚き火に手をかざす風景が消えてしまった今を恨めしく思う。こういう情緒を子どもたちから奪っておきながら、豊かな情操教育を唱える行政のちぐはぐを悲しく思う。

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ブランコは、孫二人とも自分で漕げるのに背中を押してくれとせがむ。それぞれ右手と左手で押してやるが、どうしても左手の押す力が弱くなる。その微妙な力の加減がお兄ちゃんには分かるらしく、妹に交代しろと圧力をかける。が、妹は妹で譲らない。そこで兄妹喧嘩が始まる。終いには、同じ力で押さないじいじが悪いとなる。こっちの善意が喧嘩の種になるのだから理不尽な話ではある。

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ブランコ公園から帰って一休みしているところへ瓦職人さんがやって来た。雨になる前に屋根を終わらせておきたいとのこと。天気予報では今夜遅くから雨となっていた。職人さんと話をしていると、お兄ちゃんがおじちゃん(職人さん)にあげるんだと言ってカントリーマームを一個持ってきた。こういうところは如才ない。

午後3時、屋根の修繕が終わったと言って職人さんが上から下りてきた。次は階段下の天井からの隙間風を防ぐためのベニヤ張りだが、こちらは家の中の作業のために私が立ち会わなくてはいけない。それで仕事のない水曜に来てもらうことにした。ただ、階段下の隙間風は屋根の修繕が終わったにもかかわらず依然として吹き込んでいるようで、応急で張った非常用アルミブランケットがぱふぱふはためいている。隙間風の原因はてっきり棟瓦の漆喰が崩れたからだとばかり思っていたが、どうやら原因はもっと他にあるらしい。う〜ん、こいつは弱ったぞ。どこだどこだ、隙間風の原因は。

どっちみち全面修繕しなければいけなかった瓦屋根だとしても、隙間風の原因が分からないままではおもしろくない。まさか床下からベニヤの壁の隙間を伝って入り込んでいるのではあるまいな。それだったらわざわざ押入れの修繕をお願いすることもなかった。自分でもできた。でもまあ、いまさら取り消すわけにもいかないし、今回はとりあえず明後日来る職人さんにおまかせしましょう。

午後6時半少し前に伊豆の家を出る。出たら雨がぱらぱら落ちてきた。天気予報では夜遅くに雨が降るようなことを言っていたが、夜早くに降ってきた。雨は小降りながら小田原まで降り続いた。小田原に着いたのが8時40分。孫二人は遊び疲れたとみえてずっと寝たままだった。私にはどっと疲れた三連休だった。(あ)

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3,761歩。