いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

職人の梯子秋天突き刺さる

今日からいよいよ瓦屋根の修繕工事が始まった。声をかけてくれた社長さんと瓦職人さんと、午後2時に家で待ち合わせることになっていたが、指定の時間になっても職人さんが到着しない。社長さんが何度も携帯で連絡を入れるが一向に繋がらず。社長さんは、昨日確かめの連絡をしておけばよかった、職人は日を間違えたかもしれない、いや、大変申し訳ない、お恥ずかしいことで、と頻りに恐縮する。ではもう一度明日改めて出直しますと言い残して社長さんは去って行った。

その5分後に職人さんは到着した。約束の時間を午後2時半と勘違いしていたらしい。外の電源場所を教えていたら、職人さんの携帯に社長さんから連絡が入った。ほどなく社長さんが駆けつけ、三人揃ったところで工事日程の確認をする。

梯子が二階の瓦屋根に掛かった。それを虎ロープで固定し、今日の作業はここまで。職人さんが、工期は今週いっぱいとなっているが、途中で雨が降るようだと若干延びる、もしそうなったら日曜に作業しても差し支えないかと言うから、それは一向に構わないが日曜は家を留守にする可能性が高いと答える。すると職人さんは、外の作業だし敷地に勝手に入ってよければ作業をしたいと言う。それで、どうぞお好きなようにやってくださって結構ですと伝えておいた。

あやめ湯(18:21)3→4人。渋柿の皮を剥いていたら(干し柿作り第二弾)あやめ湯へ出かけるのが遅くなった。時間帯からして顔を知っている人は誰もいないだろうと思って出かけたら、風呂場にマイ桶氏と米朝氏の二人の顔が見えた。二人で昨今の家屋構造の話をしている。マイ桶氏が「今の家は密閉されすぎてペットボトルの中に住んでるようなもんだ、そんなの体にいいわけがねえだよ」と言って私に視線を投げてよこす。そこで私もすかさず「そうですよね、多少の隙間風があった方が体にいいですよね、私の家はもう隙間だらけですから健康そのものです」と話に加わる。

三人でしばらく家の話をしていたら、マイ桶氏の知り合いの人が入ってきて、話題はパリの同時多発テロ事件に移っていった。まったく怖いねえ、いきなり機関銃ぶっ放したり、爆弾腹巻いて突っ込んでくるんだからどうしようもねえよ、防ぎようがねえ、もしこれがパリでなく東京だったらと思うとぞっとするね、東京だって危ねえんじゃねえの? 東京オリンピックっつうけど大丈夫かよ。

いつもは浮き世の与太話が主なあやめ湯も、こういう国際情勢が話題になったりもするのです。あやめ湯にはそういうことを遠慮なく語れる雰囲気があるし、また、そういう人が通ってくるのがあやめ湯なのです。(あ)

8,091歩。

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