いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

新豆腐つまむ妻の指ささくれ

今日は学校行事で4校時がなくなった。ぽかぽか陽気で修善寺から歩いて帰りたかったが、カミさんと田京の「豆庵」で食事をすることになっていたので電車で帰った。

昨日定休日だとばかり思っていた「豆庵」は、実際は定休日などではなく、我々が行ったときには既に営業時間が過ぎていただけだったことがネットで調べて分かった。食堂の営業は午前11時から午後3時までで、売店の方は午前9時から午後7時まで。あれ? でもおかしいな、店に行ったのは午後6時半頃だったのに、確か灯りが消えていたように思ったが…。全部売り切って早仕舞いしたか。

ランチタイムのピークを避けて午後2時少し前に店に入る。それでも店には4組のお客さんがいた。ピークの時間帯だったら並んで待つことになったかもしれないな。時間をずらして正解。

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私は「揚げ出しとろろそば」(865円)を注文し、カミさんは「豆腐コロッケ膳」(1,300円)を注文。カミさんは味噌汁が美味しい、油揚げの和え物が美味しい、がんもが味が染みて美味しいと、美味しいを連発。そんなに旨いか、どれ俺にも一つ食わせろとコロッケを1個いただく。固い衣をさくっと割いて一口頬張ると、クリームコロッケほど柔らかくはなく、しっとり感とほくほく感とが絡み合ったような食感が何とも美味。いや、豆腐料理、なかなか奥が深いですぞ。

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食後のデザートにコーヒー豆腐とチーズケーキが出てきた。メニューになかったデザートの登場で、カミさんの満足度は一気にぼんと跳ね上がってしまった。

「豆庵」から戻ってきて、藤沢には夕方帰ろうと思うんだけどどうする? とカミさんに訊かれる。どうするというのは車で一緒に帰るか、それとも明日一人で電車で帰ってくるか、さもなければ土曜の朝、直接小田原へ孫を迎えに行くかということ。また、(伊豆に残って)何かやることあるの? とも訊かれる。やること(やりたいこと)はあるかと言われれば、それは山ほどある。温泉に入りたいし、釣りをしたいし、野山を歩きたいし、渋柿を吊るしたいし、デッキにペンキを塗りたいし…。

と考えて、私の暮らしぶりは今やすっかり伊豆中心になってしまっていることを思い知るのでした。(あ)

8,897歩。