いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

砲丸の転がる先に秋日落つ

今日の昼、教材研究室で科の打ち合わせがあった。今年度新採用の先生が鞭打ち症で今週いっぱい休むことになり、もしかしたら休みが今後長引くかもしれないので、その対策を相談しましょうとのことだった。その打ち合わせに私も同席していいか確認したら、一緒に話を聞いてもらったほうがいいでしょうと主任の人が言ってくれたので、昼食を摂りながらで失礼しますと断って、朝コンビニで買ってきたおにぎりを齧りながら話を聞いた。

皆で時間割を睨みながら、誰がどこをカバーするか話し合う中で、私がお手伝いすることは可能かどうか訊いてみた。一緒に話に加わるのを許されたということは、私が意思表示をすればその可能性はあるのかなと読んで訊いてみたのだが、それには及ばない、我々でなんとかすると言われて、ちょっと寂しかった。もともと水曜と金曜は授業が入っておらず、お手伝いの時間をそこへ入れてもらっても構わないつもりだったが、外部からお手伝いをお願いする格好になれば無給というわけにもいかないといった事情が県の財政レベルであるのかもしれない。こちらは無給でいいつもりで言ったのだが、何とも窮屈な話ではある。

医者からは、ともかく今週は休めと言われたらしい。その新採用の先生は先々週から首にスカーフを巻いて授業をしていたが、ここへ来て後遺症が悪化してきたのだろうか。バスケット部の顧問としてもはりきっていた人だけに、本人自身がいちばんショックを受けているのかもしれない。一日も早い回復を祈るばかりです。

7,584歩。

写真は、午後5時少し前の校門から見た夕焼け。今日火曜は4、5、6校時に授業があって、毎回生徒から提出してもらう振り返りシートにコメントを書くために、帰りがどうしても遅くなる。特に今日は返すコメントに悩み、いつもより30分多く時間がかかった。

事務室で出勤簿にサインして校門を出る頃には、西の山際が赤く染まっていた。正面奥に見える落日の山が、富士山の眺望が素晴らしいという横山大観絶賛の達磨山ではないかと見たがどうだろう。

今日も帰りは立花まで歩くつもりでいたが、歩き出す時点でこの夕焼けでは、家に着く時分にはきっと真っ暗だろう。景色が見えない中を歩いても面白くないと思って電車で帰ってきた。それでも家に着いたのが午後6時少し前で、辺りはすっかり暗くなっていた。秋の日は釣瓶落としと言うけれど、本当に日が落ちるのが早くなりました。(あ)

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