いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

お前綺麗だよとモミジに言ってみな

中間テスト2日目。監督と採点。神奈川ではそういうことはなかったが、静岡の場合は非常勤でもテスト監督をする。ところ変わればやり方も異なる。

採点はまだ途中だったが、ふと修善寺の温泉場を歩いてみたくなって正午過ぎに職場を出た。10月も半ばになり、まだ紅葉には早いとしても、爽やかな秋風に吹かれながらぶらり散策してみるのもいいかなと思った。どうせ明日も採点で出勤しなければいけないし、今日の採点の続きは明日の分と一緒にやればいい。週に12時間以上働いても6時間分しかカウントされない非常勤の身であれば、それくらいは許されるでしょう。

職場から修善寺の温泉場までは約4km。写真を撮りながらゆっくり歩いて45分。まずは昼食をどこで摂ろうかと思って向かった先が、以前入ったことのあるワンコインの店。客の目の前で打ったそばを500円で提供してくれる海の家ふうの店だ。中を覗くと右と左のカウンターにおばさんグループが座っていて、ご主人が自分の打ったそばの解説をしているところだった。

ここのご主人はこれまで何万回同じ解説をしてきたのだろう。前回私がこの店に初めて入ったときに拝聴した解説はとても興味深かったし勉強になった。しかし、また同じ解説を聞きたいかと言われれば、正直言ってもういいかなと思う。たぶん今日カウンターに座っているグループは初めてのお客さんなのだろう。しきりにへええ、あれまあ、なるほどと感嘆の声を上げていた。ご主人もその反応にご満悦で益ます解説に熱が入るといったふう。だが、今日のお客さんがまたこの店を訪れたいと思うかどうか。次はもっと落ち着いた店でそばを食べたいと思うのではないだろうか。今日の私がそうであったように。

昼食を摂る店を探しあぐねているところへ、「豆腐アイスクリーム」の幟旗が目に留まった。豆腐は大好きだし、話の種に食べてみようか、何ならこれを昼食替わりにしてもいいやと思って暖簾をくぐった。しかし所詮はアイスクリームで、カップに一盛り300円では腹の足しにならない。でも味は悪くなかったよ。サービスで生ワサビをちょいと乗せてくれたのがよかった。ワサビはアイスクリームにも合うんですね。豆腐が入ったアイスクリームだったからかな。

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昼食後は「奥の院」まで歩くつもりでいたが、アイスクリームだけだと体力が持たないと決めつけて、奥の院に上るのはまたの機会に譲ることにした。で、近場の源範頼の墓に手を合わせて温泉場を後にした。

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あやめ湯(17:34)5→3人。マイ桶氏がいたせいもあって少し長めの湯になった。

15,504歩(今月の記録)。

写真は、新井旅館の裏を流れる桂川。紅葉の時期にはさぞかし観光客の目を楽しませてくれることでしょう。(あ)

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