いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋澄むや朝日を濡らし朝の風呂

11,719歩。

昨日は5日であやめ湯が休み。それで長岡南浴場へ久々に行こうと思ったが、今週分の食料買い出しもしなくてはいけないと、スーパーが近くにある、こちらも久々の高齢者温泉交流館の方へ行ってみた。そうしたら、なんと休み。ここの定休日は日曜だとばかり思っていたら月曜だったというお粗末。でも変だな。私が伊豆へ来た当初は、確か日曜が定休日だったはず。しばらく行ってないうちに、いつの間にか定休日が変更になっていたんだな。

日曜に開館するようにしたのは、韮山反射炉世界文化遺産に登録されたことがきっかけなのだろうか。反射炉を訪れたお客さんに温泉でくつろいでいただくというのはいかにも市観光課が考えそうな発想ではある。長岡駅前には先週新たに観光案内所もできたし、市の観光を総合的にアピールする一環として、温泉交流館も開館を日曜に持ってきたのかもしれない。でもねえ、何か今ひとつ物足りないんですよね。

さて、あやめ湯が休み、温泉交流館が休みとなれば、自ずと温泉好きの向かう先は絞られる。長岡南浴場と湯らっくすである。どちらも普段の倍は混んでるだろうと踏んで昨日は温泉を諦めた。スーパーで買い物だけして帰ってきた。

それで今朝は出勤前の朝風呂である。家の風呂場の窓は一間の幅で東向きに作られ、窓の外に植えられた椿がちょうど目隠しの役目をなしている。その椿の葉から漏れる朝日が風呂場の床と壁にゆらゆら揺らめくのを見、椿の茂みの端の行雲を眺めながら湯舟に浸かっていると、だんだん脳味噌がふやけて小原庄助になってくる。これで仕事がなかったらどんなにいいだろう。いかんいかん、仕事のある日の朝風呂はいかん、仕事に行きたくなくなってしまう。

かつてはこの家にも温泉が引かれていたという。開発分譲時は温泉付きだったらしい。湯舟に注ぐ湯の出口が溶岩を重ねて作られてあって、なるほどそこから温泉を流していたのかというのが分かる。

温泉がいつまで引かれていたかは前のオーナーから聞きそびれた。ただ、個人で温泉を引くとなると維持費が大変とはよく聞く話。なに、家に温泉がなくたって、下の温泉場まで行けば300円で入れる湯屋があるわけだから、維持費を考えればむしろその方が断然安上がりだ。それに、湯屋はいろんな人と触れ合えるしね(あやめ湯の場合だけど)。大体、家の風呂が温泉だったら仕事ほっぽって朝湯しまくりでしょう。ああ本当に家の風呂が温泉でなくてよかった。(あ)

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