いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

名月や伊豆三年目のど真ん中

12,485歩。

藤沢から修善寺へ出勤。先週、ビューカードを使うと辻堂駅修善寺までの乗車券(1,650円)を買えることが分かった。逆はだめ。片道でできるんだから、どちらからでも使えそうなものだが、そうならない。JR各社私鉄各社は互いの縄張り根性をやめて、早急に全国共通のカードで運賃を支払えるようにしてほしい。例えば2020年の東京オリンピックまでにそうなってくれれば、観光地に足を運ぶ機会も増えると思うのだが。

帰りは修善寺の職場から田京の中華料理「大連」まで歩く。1時間3分、5.6km、5.3km/h。

修善寺から大仁までは狩野川の土手を歩く。今日の狩野川には鮎釣りの人がずいぶん入っており、土手には川崎ナンバーや山梨ナンバーも混じっていた。中には護岸の足場のいいコンクリートからサンダル履きで釣っている人もいて、なるほどその手があったかと感心した。これなら竿だけあれば明日からでも鮎釣りができそうだ。でもやらない。今年はアオリイカに決めたんだ。

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そのまま土手を田京まで歩ければいいのだが、土手道は大仁橋の袂で一旦切れる。切れた正面にこんもりした丘があって、その丘の反対側が大仁橋だ。丘の麓にビーン氏お勧めの温泉施設「水晶苑」があり、そこを迂回するようにして大仁橋に出ると再び土手道に出ることができる。しかし、今日はそっちへ行かず大仁駅前商店街を通り抜けた。大仁橋に出る方が遠回りのような気がして。だけど考えてみたら土手道の方が近かったかもしれない。今度そうしてみよう。

あやめ湯(18:04)3→5人。入口で米朝氏と一緒になった。その米朝氏に、遅かったじゃ〜と脱衣所から声をかけたのがマイ桶氏、そしてその隣ではビーン氏がベンチに座ってテレビを見ていた。久々の三役揃い踏みである。三人揃ったところでの話題はテレビに映し出されていた金正恩。運動しないで旨いものばっか食ってるからあんなデブになる、とビーン氏が言う。美女を侍らせてね、と私が言うと、そうそう喜び組だな、とマイ桶氏がつなぎ、米朝氏がわかめで酒を飲んでるらと続ける。ばかこけ、そんな上等なもんでねえ、もずくだよ海のもずく(藻屑のことだな)、とビーン氏が言って話が一周する。ほんと、面白いよねえ。

あやめ湯からの帰り、今年いちばんの大きさだという満月が空に浮かんでいた。先日土曜に孫と一緒に摘んだススキをデッキに飾り月見酒を愉しむ。李白ではないけれど、手を差し伸べて摘みたくなるような名月だった。(あ)

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