いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋澄みて中年の星また一つ

昨日の朝から風邪気味で、悪寒はそれほどでもないが洟水がじょぼじょぼ出る。念のため体温計を脇の下に当てたら36.3℃。まったくの平熱である。

実はこれまで伊豆の家には体温計がなかった。そんなものなくたって熱っぽいかどうかは自分で分かる。寒けりゃ余分に着込めばいい。昔の人はそれでやってきた。それで十分ではないか。体温を数値で確かめたところで何になる。そんなふうに思っていた。

それはお父さん(私のことをカミさんはそう呼ぶ)はそれでいいかもしれないけれど、孫たちが熱を出したらどうすんの。小さい子は熱があったって平気で遊んでたりするのよ。自分で熱があるって分からないのよ。病気のサインを見逃して取り返しのつかないことになったらどうするのよ。

夏前に孫を伊豆に連れてきたときに、お兄ちゃんが体調を崩したことがあった。そのときカミさんに体温計はないかと訊かれ、そんなものないと言ったらえらい剣幕でつっかかってきたのだった。

体温計は必需品だから伊豆にも置いておかなくてはいけない。お父さん、ネットで調べて注文しといて。カミさんはパソコンを知らない強みで私にそう言う。体温計なんてどこにだって売っているじゃないか、何もわざわざネットで買うこともないと答えたら、じゃあいい、とむくれてしまった。むくれるほどのことでもないような気がしたが、ますますむくれるといけないのでそれ以上は言わなかった。

結局カミさんは、自分のイオンカードに貯まったポイントでオムロンの体温計と景品交換をしたようだ。何だ、それができるんだったら最初からそうしておけばよかったではないか。

体温計は送られてきた小包のままで一度も使ったことがない。それで今回初めて使ってみた。体温計というのは計った体温を人に知ってもらうのが正しい使い方で、自分で知ってもどうにもならないものなのだなと改めて思った。

7,172歩。

flash画は中山雅史(48)。描画1時間。この度、JFLアスルクラロ沼津と三カ月契約を結び、関係者によると来月3日のソニー仙台戦でメンバー入りするという。試合終盤での限定出場が濃厚とのことだが、それにしても、50歳間近のゴン中山が現役復帰を果たすとは思いもよりませんでした。三カ月という短い期間ではあるけれど、同じ48歳でなお現役のキング・カズ三浦知良ともども低迷気味の日本サッカーに活を入れる存在であってほしいと思います。3日の愛鷹競技場(沼津)には応援にいけないけれど、どうか怪我のないよう頑張ってください。(あ)

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