いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

名月や俄か忠治の演芸会

伊豆で孫の世話。孫が伊豆へ来るのは8月の韮山花火大会以来である。

午前8時半までに小田原へ孫を預かりに行かなければいけなかったが、カミさんの都合で藤沢のマンションを出るのが遅れた。小田原に着いたのが11時過ぎで、私たちの到着まで孫は二人しておとなしく留守番をしていた。偉いね、留守番ができるようになったんだ。

箱根越えの前に近所のコンビニでお菓子と飲み物を買う。これは伊豆へ孫を連れて行くときのいつものお決まりである。今日は昼近くだったのでおにぎりも買った。

それにしても、今やどこもかしこもコンビニ、何をするにもコンビニである。少し車を走らせれば、たちまち2軒3軒はコンビニにぶつかる。コンビニは銀行とほぼ同じ機能を持ち、パソコンのデータをプリントアウトできるしFAXも送れる。カップラーメンにお湯を注げるし挽きたてのコーヒーも100円で飲める。スーパーでためらわれる一品買いもコンビニなら平気でできる。都会といわず田舎といわず、コンビニはまさに現代人にとって日常生活に欠かせないものとなっている。

昨日、南相馬の病院と東京の病院とを往復しているという内科医の方のメルマガを読んで、飯舘村の幹線道路ににセブンイレブンができたのを知った。遅々として進まない東日本大震災の復興ではあるが、こうして新たにコンビニを開店させるかたちで地域の人たちの生活に潤いが生まれることを何より嬉しく思う。

さて箱根越えは、箱根峠の手前から車が詰まってのろのろ運転となる。のろのろは最終的には伊豆縦貫道の入口まで続いた。渋滞というほどでもないが、今日みたいに車が途切れることなく数珠繋ぎになった箱根越えは初めてである。シルバーウィークの初日ということもあったのかもしれない。

家の冷蔵庫には蓄えが何もないよ、卵も牛乳もないよと言ったにもかかわらず、カミさんはどこにも寄らなかった。あまり体調が良くないと言っていたから、一刻も早く家に着いて休みたかったのだろう。寄れば寄ったで孫が延々おもちゃ選びを始めることは目に見えていたから、それを避けた節はある。

家に着いて、晩ご飯は何にしようかしらと冷蔵庫を開けたカミさん、あらほんとだ、ほんとに何もないわねって、だから何もないって言ったでしょう。結局晩ご飯は、蒲鉾を刻んだだけの冷やし中華に、昨日の晩ご飯用にと買ったけれど食べなかったシュウマイ。でもそれで十分。デッキで食べれば景色と空気が何よりのおかずです。

1,403歩。

写真は、恒例になった食後の演芸会。今回はお兄ちゃんがiPod touch(私がママにくれてやったのを、お兄ちゃんがママからもらった)を持ち込んで、それに入れた曲に合わせて歌いながら振り付けしていた。🎵田舎のじっちゃんばっちゃん芋食って屁こいて〜からだいぶ進歩したな。ぱちぱちぱち、ただいまの得点は……95点。(あ)

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