いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋雷の止み富士の嶺は雲の中

朝方、和室の障子を開けてブログを書いていたら、二軒隣の奥さんに声をかけられた。例の室外機の騒音のことで話があるので外に出てきてくれないかという。寝て起きたままの恰好だったので慌てて身繕いして外に出た。奥さんは傘をさしていたが、ちょうど雨が小止みになったところで傘は要らなかった。

あれから(苦情を申し立ててから)だいぶ経つのにちっとも改善の兆しがないので、これから組長さんのところへ話をしに行くけど一緒に来てくれないかと言う。その前にちょっとと言って私を自分の家の玄関に立たせ、ドアを開けたり閉めたりして室外機の音を確かめさせた。ね、ひどいでしょと言われたが、ドアを開けたままだと確かに耳に障るが、閉めるとほとんど気にならない程度である。私は音には鈍感な質なのであまり気になりませんがと言うと、このところ寝不足で今も頭がふらふらするんですと訴える。相当参っているふうだった。

組長さん宅へ行くと奥さんが出てきて、今日は仕事で出かけていて4時過ぎに帰ってきますと言う。ではまたその頃に改めてお伺いしますと言って立ち去ろうとしたら、いえ、奥さんにも知っておいて欲しい騒音を聞いて欲しいと、寝不足の奥さんが組長さんの奥さんを外に誘い出した。それで家の中に案内され、リビング、仏間、二階寝室(枕元の耳栓を摘んで、これをして寝てるんですと示す)から再び室外機の音を確かめたが、やはり私には気にするほどの音には聞こえなかった。組長さんの奥さんも私と同じ捉え方をしていた。寝室の耳栓まで見せられては、正直なところこれは私の手に負えないなと思った。

夕方、百日紅の落花を庭箒で掃いていたら組長さんがやってきた。話を聞いてもらうはずだった奥さんは外出先からまだ戻ってきていない。組長さんと道でしばらく立ち話をし、組長さんは苦情を受けてからこの方、ホテル経営者の他にも地区の管理会社、市役所にも献身的に連絡を取ってくれていることを知った。ホテル経営者は先週木曜に千葉から様子を見に来たようだが、今週土曜にもまた来るとのこと。経営者側も何とかしたいという思いはあるようだが、かなり参っている奥さんの心の回復には相当難儀するかもしれない。

あやめ湯(17:30)2→1人。昨日とほぼ同じ時間帯なのに今日はがらがら。混む時間帯と空く時間帯が読めませんと番台のおじさんに言ったら、そやな、日によって違うな、今日は5時前になんぼか混んでたな、と言っていた。番台のおじさんにも混む混まないは読めないらしい。

2,308歩。

写真は、富士山をすっぽり覆った夏の雲と、その上空の秋の雲。家の前から撮った。左手の生垣に覆われた建物が、ペットと一緒に泊まれるホテル。生垣に隠れて見えないが、下に室外機が10台ほど並んでいて、そこから出る音が真向かいの家の奥さんの安眠を妨げている。(あ)

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