いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

今長屋伊根の舟屋も秋風か

津軽の昔話、第7話「泡になって解けた雪娘」を収録。3分32秒。

津軽三三爺譚

大場の病院で月に一度の検診。午後診察が始まる3時より15分ばかり早く着いたのだが、待合室はその時点で既に12人になっていた。

待合室で名前を呼ばれるのを待っていると、「天城越え」を歌っている歌手の名が呼ばれた。待合室で週刊誌を読んでいる人もスマホをいじっている人も一瞬にみな顔を上げて、呼ばれた人に注視の目をそそぐ。もちろん歌っている本人ではなかったのだが、有名人と同じ名前を持つといろんな場面で要らぬ気を使うことも多いんだろうな。でも、もし仮に、これが当の本人だったらどうなんだろう。まあ、そういう人は大概大きい病院にかかるんだろうけれど、それでも名前を呼ばれたら待合室中に知れ渡るわけだから、どこが悪いのかしらなんて下衆の勘繰りの餌食になってしまうのでしょう。有名人はうかうか病院にもかかれませんね。

さて、今日の検査の結果は、HbA1cが前回より0.2ポイント下がっていた。正常値の範囲内なのだが3種類の薬は引き続き飲み続けなければいけない。医者はもういいでしょうとは決して言わない。順調ですよ、いいですよ、このまま続けましょうとしか言わない。こうしてたぶん、飲めなくなるまで薬を飲まされ(薬代を払わされ)続けるんだろうな。

今回処方された薬のうち、朝昼晩と毎回飲む薬が新しいのに替わった。いちいち水を飲まなくてもいいのになったと言う。これまでも水を飲まないことはしょっちゅうでしたけどと言ったら、女医さんにえっという顔をされ、二人の看護師さんには同時に笑われた。えっという顔はあるにしても、少なくともここは笑う場面ではないでしょう。

大場からそのまま藤沢に戻る。熱海でJR東日本に乗り換えたが、17:36発小金井行きは結構混んでいた。夏休みを最後の最後まで遊び尽くそうということだろうか。中学、高校生ふうの若者の乗客が目立っていた。いよいよ夏も終わりです。

11,042歩。

写真は、大場の病院の帰りに駅へ向かう途中で見かけたアパート。階下が全てガレージになっている。今夏に旅行で行った伊根の舟屋の自動車バージョンといったところか。それにしても、アパートの前は全戸分の駐車を確保するくらいのスペースはあると思うのですが…。どうしても舟屋風にしたかったのでしょうか。(あ)

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