いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ゆく夏を相模の人と惜しみ酒

伊豆長岡5:59発で藤沢に戻る。本当は始発に乗ろうとして乗り遅れた。一本乗り遅れると上りを熱海で乗り換えなければならない。たいした面倒ではないが、やはり三島からそのまま一本で行ける方が楽は楽。

藤沢の家に着いて朝食。伊豆での朝食はトースト1枚に牛乳と決まっているが、藤沢ではカミサンの手料理が並ぶ。並ぶと言ったって所詮朝食だから皿数はたかが知れているのだが(と言ったらカミサンに失礼だが、何、カミサンだって私のことなんぞいるだけで失礼な奴と思っているからお互い様だ)、今朝は炊き込みご飯、かき揚げ天ぷら、蟹蒲サラダ、糠漬けキュウリ、吸い物、デザートにブドウと、なかなか豪勢。これに納豆が付いたらなんて言わないよ。

午前11時、辻堂駅前の眼科クリニックで眼底検査。眼底検査は2年前から半年に一回のペースで受けているが、今日は精密に検査するとのことで、蛍光液を点滴で注入された。これで眼底の毛細血管の具合を診るのだという。ぽたりぽたりと垂れ落ちる液が血管を見る見る蛍光色に染め上げる。それを見ながら改めて、医療とは治療をする側とされる側の信頼関係の上に成り立っているんだなあとつくづく思った。

検査を終えてそのまま伊豆に向かう。もう一度伊豆の山道を走りたいという呑兵衛ランナーのリクエストにお応えして、ぜひにと再びぼろ家に泊まってもらうことにした。5月末に訪ねてくれた二人に今回はもう一人加わる。この人とも三浦マラソンの応援で知り合った。とにかく三人とも走るの大好き呑むの大好きである。一緒に走りましょうよと誘いの声がかかったりするが、私は絶対走らない走れない。応援するだけである。

先に伊豆に着いて三人の到着を待っていたら、三人は午後4時過ぎにタクシーで到着した。親愛なる呑み友以外は二人とも既に走るスタイルになっている。電車に乗り込んだときからその姿だという。もともと伊豆長岡駅のコインロッカーに荷物を預け、そこから狩野川の土手を走り、大仁ホテルを折り返してあやめ湯に浸かるというプランだったのが、どうせなら私のぼろ家で着替えたらよかろうと提案し、そうすることになった。それでも初めから走るスタイルでやってきた。気合の入れ方からして違うのである。

あやめ湯に入る予定も変えて韮山の高齢者温泉交流館にした。あやめ湯は洗い場が狭い。一度に四人入ると、もしかしてあやめ湯の常連さんに迷惑がかかるといけないし、ならば大きい方がいいとの判断でそうした。温泉交流館は何ヶ月ぶりだろう。知らない間に入浴券の自販機が設置されていた。

高齢者温泉交流館(18:00)多数

15,371歩。

写真は、石焼きが始まる前の囲炉裏。石が熱くなりホタテやイカが焼ける頃にはすっかりいい気分になり、写真を撮るのも忘れて大いに呑み大いに語らったのでした。(あ)

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