いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夏の闇妖しの光絹の糸

庭木を3本切った。シダレモミジとツゲと後もう一つ名前の分からない低木。これらは庭の別の箇所にも植えてある木だから切るのに惜しくない。

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これでだいぶすっきりした。ちょっとした菜園スペースが新たにできた勘定だが、これがそうはならない。柿と梅の葉が隙間なく覆いかぶさって日射を遮るのだ。地面を平らにならそうにも切り株が邪魔をする。ならば板を並べてデッキに仕立て、白いガーデンテーブルでティータイムと洒落込もうとすると藪蚊の襲撃に遭う。単に茂みが減っただけのことだが、ジャングル状態よりはマシだろう程度の塩梅(あんばい)である。本当は柿の木を切ってしまえば(柿の木は2本ある)ミニトマトを育てるくらいの日射は得られるのだが、それだと隣家から八畳洋間が丸見えになる。こっちは丸見えになったって一向に構わないのだが、向こうに要らぬ気を使わせてしまうことになる。それはできれば避けたい。結局何もしないという選択が今回はベストかもしれないな。

あやめ湯(17:20)3→2人。いつもいる人が誰もいない。6時までいたがマイ桶氏もビーン氏も米朝氏も来なかった。明日20日は定休日だから誰かしらいると思ったんだがなあ。まあ、こういう日もあるさ。

代わりに若い男二人の話。職場の先輩後輩らしい。お前もキャバクラばっか行ってないで、そろそろ嫁さんもらえ。俺も羽振りのいい頃は日に3万は飲み代に注ぎ込んでいたけどよ、嫁さんもらって落ち着いたよ。仕事場にいい子いるだろう、性格悪いけど。う〜ん、性格悪いけどいい子ってどんな人だろう。この前、遠出をするのでガソリン入れたら満タンにしないで500円分しか入れない。なんで満タンにしないんだと言ったら、(GSの人が)愛想がなくて好きじゃなかったからと言う。それでまた別のGSに寄って二度手間になっちまったんだが、女ってそういうところがあるよ、あるけどキャバクラやめて嫁さんもらえ。って、これじゃ黙って聞いている後輩も嫁さんもらう気になれないだろう。

4,980歩。

写真は、花台の下部に落ち着いた糸巻き。偶然にも台と糸巻きの幅がぴたりと一致し、最初からここに置かれるべき運命にあったかのような心持ちだ。やっと土産の糸巻きの顔を立てることができました。薄暗闇に妖しく柔らかい光を放つ正絹が何とも言えない。ここで庭を眺めながら飲むコーヒーはまた格別な旨さです。(あ)

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