いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

草刈りの鎌錆びついて暑苦し

午前中、庭の草刈りを終え、シャワーを浴びて散髪屋へ。今日は葉加瀬太郎似の息子さんだけで岸惠子似のお母さんはいなかった。どれくらい切りますかと言われ、2ヶ月前の状態にしてくださいと答える。我ながら素直じゃないなと思ったが、こう言った方が手っ取り早く伝わると思った。で、はい分かりましたとその通り伝わった。この店で散髪するのは3度目だが、すっかり私のことを覚えてくれたようだ。

会話も弾む。明日は大仁の夏祭りですね。大仁の夏祭りは「きにゃんね」と言うけど、「お越しください」くらいの意味なんですか? と話を向けると、私も伊豆の方言にはあまり詳しくないですが、そんな意味なんでしょうねと息子さん。続いて花火の話になる。8000発上がるという大仁の花火大会はすごいですね。東芝とか旭化成とかいった大工場があるからなんでしょうかと私が言うと、それは分かりませんが、以前、息子を修善寺の塾へ送って行くのに、旧下田街道が祭りで通行止めになっていたから有料道路で修善寺まで行ったんですけど、大仁大橋のところでみんな車を停めて花火見物していましたよ。あそこは花火を見るのに絶好のスポットだと思いました。なるほど、有料道路から見る手があったか。でも、有料道路で車を停めてるなんて危なくないですか。そうですねえ。

そんなたわいもないやりとりのできることが私には何より嬉しいのです。

9,693歩。

写真は、草を刈り取った裏庭。8月3日に孫のパパとママが韮山の花火を見に来ることになっているので、見苦しくない程度に草を刈っておくことにした。日が高く昇らないうちにと思ったが、なんだかんだで作業を始めたのが午前9時過ぎ。気温は優に30℃を超えていた(はず。温度計で確かめたわけではないが、昼過ぎにyahoo天気で確認したところ伊豆の国市は35℃になっていた)。

ハーフパンツに地下足袋を履き、長袖に麦わら帽子の身ごしらえで庭に立つ。よっしゃと気合いを入れてしゃがみこみ、まずはミニ菜園の周りの草を鎌で刈っていく。半周したところで汗は鼻の頭から顎からぼたぼたと滴り落ち、Tシャツも長袖もハーフパンツもあっという間にびしょ濡れになってしまった。まさにサウナの中にいるようだ。ほどほどで切り上げないと熱中症にやられてしまう。しかし、隣家の境に目をやれば、そこには腰の高さをはるかに超えたセイタカアワダチソウがにょきにょき生え、手前には葉を広げたワラビが浴室の窓に迫っている。さすがにこれは見苦しい。よし、あそこまで片付けようと一踏ん張りして今日の作業を終えた。作業にかかった時間は2時間弱でした。(あ)

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