いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夏草や文化遺産の膝超える

あやめ湯(18:00)2→7人。最初は風呂場に一人しかいなかった。あやめ祭の夕方、晩飯を食いに外へ出たがやってる店がなかったとぼやいていた桂米朝似の人(b)である。今日の話題は一昨日に西伊豆町で起こった川での感電死事故。電気柵の電線がなぜ切れたのか。bさんは、それはイノシシの仕業ではないか、イノシシが電気柵に突っ込んで電線を切ってしまったんだろうと言う。獣害に頭を抱える農家の人には申し訳ないが、切れた電線にもっと早く気づくべきだった。気づいて電気を止めていればこんなことにはならなかった。亡くなった方のご冥福を祈るばかりです。

その後、次から次へ人が入ってきた。午後6時を過ぎて俄然混んできたのは大相撲の結びの一番を見終えての流れか。その中にマイ桶氏(m)もいた。

b今日はずいぶんとゆっくりじゃ〜、いつ来るべえとずっと待ってたら。mいやあ、今日は忙しかっただよ。b腕、いい色に焼けてるじゃ〜。m(右腕をさすりながら)これかい? 車運転してて焼けただよ。bそっちも焼けてるじゃ〜。m(左腕に目を落としながら)ああ両方焼けるだよ。jえっ、オート三輪みたいですね。b……。m……。

それから話題は熱中症対策に移っていったが、私はここで失礼した。それにしても「いつ来るべえとずっと待ってた」と言われるマイ桶氏は、bさんだけじゃなく誰からも慕われる人なんだなあ。その人がいるだけで周囲が華やぐ人っているけれど、マイ桶氏はまさにその人です。人徳の人です。最近私はあやめ湯の暖簾をくぐるときはまずマイ桶氏がいるかどうかを確かめます。いないとちょっぴり寂しく感じます。

6,400歩。

写真は、夏草生い茂る下田街道。歩道の両側から茫々に生えて、すれ違う自転車が止まって私の行き過ぎるのを待つまで道を狭めている。反射炉入口の土手の草は先週刈り終えたけど、こっちはまだ放ったらかし状態だ。ここまで伸び放題だとさすがにちと見苦しい。韮山反射炉世界文化遺産に登録されたって、施設まで観光客を運ぶ幹線道路がこんなありさまでは世界の笑い者になります。(あ)

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