いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

手花火や幼子の目に宇宙あり

写真は、日清のカップラーメン「麺職人」と、ビックコミック最新号の山本おさむ画「そばもん」(第161話)。このベージに、全立選(全国立ち食いそば選考委員会)のメンバーが第1位に選んだ「日清どん兵衛鴨だしそば」のことが載っている。全立選なる団体が実在するかどうかは知らないが(ネットで検索したらビックコミックの「そばもん」しか引っかからなかったから、たぶん架空の団体なのだろう)、たとえ架空だとしても「そばもん」で第1位に選ばれたとあっては「そばもん」ファンを自認する私としては試しに食ってみたいと思うのは自然の流れ。

それで一昨日、湯屋の帰りにスーパーで買って来ようとしたら、これが置いてない。おにぎりのお供にどうぞというミニカップはあった。試食だからこれでもいいかと思ったが、他のスーパーに行けばあるかもしれないし、今日のところはこいつで我慢しておこうと同じ日清の「麺職人」のみそ味としょうゆ味を買ってきた。「まるで、生めん」のキャッチコピーと税込み105円という価格に惹かれた。

そばもん」を読んで日清の食品管理に対する並々ならぬ企業努力を知り、また「焼きそばUFO」への日頃からの信頼もあって、目当ての「どん兵衛鴨だしそば」ではなかったけれど昨日の昼「麺職人みそ味」を食べてみた。そうしたら、おっ、しこしこ麺でなかなか旨い。スープもしつこくない程度の濃さで好み。さすが日清、さすが百福。これが宇宙食ラーメンを開発した企業の底力ですね。これなら投票第1位の「鴨だしそば」が旨くないはずがない。期待はぐんと高まりました。

これまでは手頃なインスタント麺として焼きそばを好んで食べてきた。酒のつまみにもよいとの腹づもりだったが、実際は一度も酒のつまみにしたことはない。呑み始めると途中で、あの、お湯を捨てに立つのが面倒臭いんだな。ロックの氷をコップに入れるのに立ち上がるのは何ともないのにね。

ともあれ、カップラーメンもなかなか捨てたものでもないことを再認識させられました。インスタント食品というと、とかく添加物が体に悪影響を及ぼすのではないか云々と囁かれるが、そんなことはない。宇宙食にも採用されるほどの安全な食品なのである。密かに農薬を使った輸入野菜の方がよほど危険なのである。(あ)

6,269歩。

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