いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

いびつなる瓢箪己が顔に似る

あやめ湯(17:20)2→5人。私が体を洗い始めてからほどなくしてマイ桶氏が入ってきた。いつものように丸眼鏡をかけたままだ。

mいやあ、よく降りますね(と、私の隣に木のマイ桶を置く。こぉ〜んという音が心地よい。もうその音だけで昭和30年代の湯屋がよみがえる)。j雨が止んでから来ようと思ったけど、止みそうにないので今日は早めに来ちゃいました。早めにぐびっと呑ろうと思って。mそれはいい心がけだ。私は昨日はそこで(と、風呂場の窓の向こうの「あやめ寿司」を顎で示し)一杯呑ったよ。jそうなんですか。あやめ寿司にはよく行かれるんですか? mいや、昨日は久しぶりだったな。j寿司といったら回転するんじゃなくて、こういう個人のお店が落ち着きますよね。mそう。古くからある店でね。昔は家族とよく行ったもんさ。j10人くらいは入れそうな感じですか? mそうだな、もう少し入れそうかな。j駐車場も持ってますしね。mそれにしても(あやめ湯の)風呂はいいねえ。今じゃこうして風呂に入るのだけが楽しみになっちまった。jそうですよね、ここに入らないと一日が終わらないって感じですよね。

すると、今まで洗い場で背を向けていた人がぱっと振り返って、何馬鹿なことを言ってんだ。風呂に入るのだけが楽しみだなんて、そんな寂しいこと言うな。もっと楽しいことがあるだろうと噛んできた。顔は前に何度か見たことのある人である。マイ桶氏と馴染みだというのはその目配せで分かる。少し角張った顔付きはどことなくミスタービーンに似てなくもない。

ほんと、ビーン氏の言うとおりだ。人生まだまだ楽しいことがいっぱいあるじゃないか。マイ桶氏も風呂だけなんて言わないで、もっといろんなことをたくさん楽しみましょうよ。

8,413歩。

写真は、実が生りだした千成瓢箪。去年は種から植えたが、今年は苗から植えてみた。トマトの横に二株植えたらにょきにょき育って、今やトマトの頭を抑えつけんばかりになってしまった。トマトの実を穫り終わった後の支柱に蔓が絡まる読みだったが、千成瓢箪の成長があまりに早すぎて、支柱の上はボンバーヘッド状態になっている。ただいま生っている実は6個。これからもうじゃうじゃ増えていくことだろう。去年は孫に2個ずつプレゼントしたけど、今年はかなりの数になりそうだ。(あ)

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