いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

儚さも一夜なればこそ花火

あやめ湯(17:40)2→4人。今日はマイ桶氏と会えず。代わりにずっとスキンヘッド氏と一緒だった。この方はマイ桶ではなくマイ洗面器を持参する。シェービングクリームを塗って髭を剃り始めたと思ったら、そのT字カミソリを次に頭へ走らせた。みごとなスキンヘッドはこの手入れがあればこその輝きだったのか。しかし、目に見えない後頭部を手触りだけを頼りにきれいに剃り上げるものだなあ。と感心していたら、なんと、剃り上がった頭にシャンプーを泡立てた。つるつるになった頭になぜシャンプー? アフターシェーブローションの代わりなんだろうか。よくわかりません。いくらか会話を交わすくらいの顔見知りになったら、それとなく訊いてみるとしよう。

7,420歩。

写真は、校舎3階廊下から見た今日の富士山。白い雲が裾をすっぽり覆い、頂上近くにはまだ白い襞が残っている。これも狩野川の花火大会が始まる頃までにはすっかり消えているだろう。

狩野川の花火大会は8月1日(土)の大仁を皮切りに2日(日)修善寺、3日(月)韮山、4日(火)伊豆長岡と4夜続く。昨年は孫のパパとママも来て、デッキでバーベキューをしながら長岡の花火を楽しんだ。今年は3日の韮山の花火を見に来るという。

家のデッキからは韮山と長岡の花火が見える。どちらも打ち上げ場所が同じだからそうなる。大仁のは4連夜の中でもいちばん規模が大きく、約8000発上がるが家からは見えない。家から100メートルほど歩いたところに空き地があって、見るとすればそこから見る。が、後に韮山と長岡が控えているので無理して見ることもなかろうと、毎年音だけ聞きながら家でビールを飲んでいる。修善寺のは音も聞こえない。

大体花火なんてものは、連夜見られるからといって得した気分になれるのでもない。湘南の海でも、鎌倉、江ノ島茅ヶ崎、平塚、大磯、二宮、小田原と、どれだけやれば気がすむんだというくらい打ち上げまくるが、見る側からすれば実のところ一夏一花火で十分なのである。いくつもいらないのである。だから私には伊豆長岡の戦国花火一つあればよくあとはいらない。韮山のは同じ場所から上がるのでついでに見てやるか程度の前座の位置付けなのである。(あ)

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