いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

父の日や赤子の己が古写真

早朝のサッカー女子W杯準々決勝、日本対オーストラリア戦をテレビ観戦。さて注目のGKはと見たら海堀だった。前回のオランダ戦の凡ミス失点のショックから立ち直り、自身溢れる落ち着いたプレーが蘇っていた。あの後、佐々木監督は海堀に声をかけたに違いない。次のオーストラリア戦は恐らく苦しい戦いになる、勝つにはお前の力が必要だ、お前しかいない、と。その監督の励ましが海堀にとってどれほど心強かったことか。落ち込んだ海堀を奮励させる見事な采配だった。もう一つ光る采配があった。それは相手の疲労が顕著になった後半、大野に代えてドリブラー岩渕をピッチに送り込んだことである。あの場面で絶対に岩渕の動きが必要だと誰もが思ったタイミングでの交代だった。その采配がぴたりと当たり、後半42分に決勝点となるゴールをあげる。まさに佐々木マジックである。

佐々木監督に寄せる選手たちの信頼は並々ならぬものがあるようだ。今回のW杯のメンバーが発表されたときは、前回の優勝メンバーのほとんどが残っているのを見て、これでは予選リーグを何とか勝ち抜いたとしても、トーナメント戦は無理じゃないかと思っていた。ところが、いざトーナメント戦に入ってもがんばるがんばる。チームが益ます一つにまとまっている感じがする。次の準決勝はイングランド戦。これまで一度も勝ったことのない相手だが、今度こそ勝ってくれるものと期待している。

5,486歩。

写真は、現存する写真のうちで私のいちばん若いときのもの。ハードディスクのデータをiCloudにアップロードしているところで見つかった。何歳だったんだろう。2歳か、3歳か。母親も若かったねえ。撮った場所は家の向かいの空き地だと思うが定かでない。向かいの空き地だとすると、丸太を積み上げてある家が隣家ということになるが、私の記憶では隣家は魚屋だった。となると、ここは家の向かいではないのだろうか。しかし、コンクリート部分が国道4号線であることははっきり覚えている。暗くなるまでよく遊んだ場所だったからだろうか。あるいは妹が交通事故で亡くなった場所だったからだろうか。(あ)

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