いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫と筍掘り

朝、孫を連れてブランコ公園まで散歩。公園の隣は竹藪になっている。スーパーには筍が出回っているし、もしかしたらその竹藪にも筍が出ているんじゃないかと期待して移植ゴテを持参した。

そうしたら下の孫娘が公園に着くなり、ブランコの横の茂みに筍を発見した。早く早くと私を急かす。お兄ちゃんはラジコンを操作しながらゆっくり坂を下る。筍なんかにまるで興味がない。どれどれと茂みを覗いたら、広さ一坪ほどにも満たない地面から5本ほどの筍が頭を出していた。

そのうちのいちばん大きいやつ(といっても頭が出ているのは10cm程度だが)を掘り出す。周囲の土を掘って少しぐらぐらし出したところで孫娘にバトンタッチ。孫娘がうんうんよいしょと全体重をかけたら、筍は根の浅いところでパコンと折れ、孫娘は勢い余って尻餅をついた。今度は自分でやると私の手から移植ゴテを奪うと、孫娘はすぐ隣のやや小振りな筍を、これは最初から最後まで全て自分で掘った。ブランコを漕ぎながらこの様子を見ていたお兄ちゃんも、ようやくその気になったか、俺にもやらせてと3本目を掘りにかかる。3本目は2本目よりもさらに小振りだったが、いちばんきれいに掘れた。

早速、家に持ち帰って焼きタケノコにする。ここでもダッチオーブンが大活躍。アルミホイルで包んだ筍を40分ほど中火で焼き上げ、醤油だれでいただく。しなしなこりこり、えも言われぬ食感で美味この上ない。孫たちもパクパク食っていました。採れたてを食べる贅沢、孫たちにも分かってもらえたかな。

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午後は、新・秘密基地作り。これがなんと庭の梅の木の上。枝に竹棒を渡して、その上に寝るんだと。一体どこからそのような着眼が生まれるのか。いつも目にする梅の木だけど、そんなことこれまで全く思いもしなかった。

徒歩3,929歩。

写真は、せっせと梅の枝に竹棒を渡す孫。危なっかしくて見ていられないけれど、頼みを請うまで手を貸さずに放っておいた。梅の実の結び初めたる孫の宿(あ)

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